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4. InterMezzo のインストール

4.1 概要

InterMezzo は InterMezzo ファイルシステムを持ったカーネルに依存しま す。現在 Perl で書かれたユーザレベルのファイルサーバおよびキャッシュマネー ジャがあります。そして InterMezzo ファイルシステムを作成するユーティリィ ティがあります。

4.2 パッケージの入手

バージョン 1.0.4 のパッケージは ftp://ftp.inter-mezzo.org:/pub/intermezzo/1.0.4/rh7.1/RPMSから入 手できます。これらのパッケージはきれいな RedHat 7.1 システム上にインストー ルすべきです。2.2 カーネルパッケージか 2.4 カーネルパッケージのどちらか をインストールします。

4.3 ブートするための 2.4 のカーネルの構築

2.4 カーネルをブートするために、次のように initrd で初期 ramdisk を 生成する必要があります -

mkinitrd /boot/initrd-2.4.7-ext3_0.9.5-presto_1.0.4 2.4.7-ac9

Lilo でこのカーネルをブートするために、次のような lilo エントリを /etc/lilo.conf ファイルに追加します -

image=/boot/vmlinuz-2.4.7_ext3_0.9.5_presto_1.0.4
        label=InterMezzo
        read-only
        root=/dev/hda1
        initrd=/boot/initrd-2.4.7-ext3_0.9.5-presto_1.0.4

4.4 カスタムカーネル向け InterMezzo ファイルシステムの構築

あなたのカーネル向けカーネルモジュールを生成するために、あなたのカー ネル向けの .config ファイルおよびカーネルソースが必要です。最初 にカーネルソースの準備、次にモジュールの構築へと進みます -

cd /your/source/linux
make distclean
cp your.config  .config
make oldconfig dep
cd /usr/src/presto24-1.0.04
./configure --enable-linuxdir=/your/source/linux
make install
[訳注;上記の /your/source/linux (二箇所) は「カーネルソースのディレクト リ」に読みかえて実行してください。]

Linux 2.2 カーネルでも同じ手順で行います。


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