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8. 実際のインストール

インストールを行うマシンは RedHat の起動フロッピーを使って普通に起動し ますが,SYSLINUX では RETURN キーを押さないで, linux ks と入力します.

運が良ければ,これを入力するだけで終わりです!

前に簡単に説明したように RedHat の起動フロッピーをカスタマイズしていれ ば,それすらも必要ないでしょう :-)

RedHat のインストールに含まれる普通の手順を今まさに自動化したわけですから, 手動インストールのダイアログが現れるのは,KickStart が次の手順を見失っ た場合だけです.最もありそうなケースは,ネットワークインタフェースが自 動的に検出されず,インタフェースの IRQ や I/O アドレスの問い合わせが行 われる場合です.ISA バス用のカードの場合には KickStart が補助を必要と することもよくありますが,PCI バス用のカードの場合には自動的に処理され ます.

通常通りの操作で仮想コンソールを切替えることにより,KickStart が行って いる処理を監視することができます:


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