6.51. Patch-2.6.1

Patch パッケージは「パッチ」ファイルを適用することにより、ファイルの修正・生成を行うプログラムを提供します。 「パッチ」ファイルは diff プログラムにより生成されます。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 1.9 MB

6.51.1. Patch のインストール

ed プログラムを必要とするテストの実行を行わないよう、パッチを適用します。

patch -Np1 -i ../patch-2.6.1-test_fix-1.patch

Patch をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするには以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

6.51.2. Patch の構成

インストールプログラム: patch

概略説明

patch

パッチファイルに従って対象ファイルを修正します。 パッチファイルは通常 diff コマンドによって修正前後の違いが列記されているものです。 そのような違いを対象ファイルに適用することで patch はパッチを適用したファイルを生成します。