3.1. はじめに

LILO はロードされるとすぐに、以下のうち一つでも起きていないか検査します。

この場合、LILO は「boot:」というプロンプトを表示し、ブートイメージ名(例えば カーネルや他のオペレーティングシステム)の入力を待ちます。入力がない場合は、 デフォルトイメージ [1] をブートします。またはもし「delay」が指定されていたら、 時間が経過するまで、上記リストの行為のいずれかを待ちます。

ブートプロンプトでは、ブートするイメージの名前を入力できます。タイプエラー は [BackSpace], [Delete], [Ctrl U] や [Ctrl X] キーで、修正できます。[?]、 または [Tab] キーで、既知のイメージのリストを得ることができます。

ファイル名の入力のないまま、[Enter] キーが押された場合は、デフォルトの イメージをブートします。

Notes

[1]

デフォルトブートイメージとは、最初のブートイメージ、DEFAULT 変数で 指定されたイメージ、またはブートプロンプトで選択されたイメージです。