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2. インストールについて

もう少し詳しく書きましょう。

NT と 95 以前のことを思いだすと、 PC はオペレーティングシステムとし て DOS を持っていました。Windows 3.1 は DOS のなかでのプログラムとして 動作します。** 基本的 ** なオペレーティングシステムとして DOS を使って いろいろな種類の Linux をインストールできます。すべての作業は Windows を離れて行っていました。DOS プロンプトでは、fdisk のような さまざまなシステムを変更するような作業を行うことができますし、 Linux の インストールもできます。NT が登場した時、NT は完全なオペレーティングシステム になりました。

確かに 、NT オペレーティングシステムのなかで動作するプログラムとして DOS シェルがありますが、インストールのために Windows NT の外に出ること はできません。コンピュータのスイッチを入れたなら、終了するまで、つまり あなたがコンピュータのスイッチを切って NT を終了させてしまうまで自動的 に NT のなかにいることになるのです。

インストールを始める前に、私は、DOS コンピュータで COMMAND.COMDEFRAG.EXEDEFRAG.HLPFORMAT.COM そして SYS.COM を含むシステムフロッピーを作成しました。CD-ROM から fips を入手し、それもまたディスク上に 置きました。

デフラグを使って、ディスク上に空き領域を作り、fips でディスクを安全 に再構成しました。CD-ROM には fips を使う方法(訳注*)についてよく まとまった説明書がありました。私は Linux をインストールするために他の HOWTO も 探しました。

訳注*:fips については、fips.docfips.faq が ありますのでご参考ください。

その後で私は大失敗をしてしまいました。私は LILO をインストールしまし た。LILO が MBR を上書きしてしまい、事実上 LILO は私のコンピュータを kill してしまいました。MBR をちゃんとすることができる人もいるとは思い ますが、私の場合、ハードドライブを完全に消しさってしまい、すべてのもの を最初から再インストールしました。念のために記しておきますが、私は資料 を探しまわり、MS Knowledge Base(MS の利用ヒント集)を見つけました。そして、 MBR を回復させようとしましたが、全然動きませんでした。すべてを再インス トールするのが最も簡単な方法でした。)


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