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3. 必要なもの

当然Linuxマシンが必要です。またインターネットに接続するものも必要です (i am smart - i am smart :))。モデムもありますね?電話回線や使っている サーバで接続する方法もわかっていますね?Fetchmail, Procmailといったソフト や外部アカウント、メールアドレス、メールアカウントに対応したDNSも必要です。

3.1 Linuxマシン

8086マシンでも動かないことはありませんが、マシン上にいくつか読み込まないと いけないものがあるのでできれば少なくとも80386は欲しいです :)。マシンや ソフトを速く走らせたいでしょ? :)

3.2 Linuxマシン用の特別なアカウント

Linuxマシン用のアカウントを作る必要があります。このHOWTOではそのアカウントを "mailservice"としておきます。"mailserver"や" mailtousers"などわかるものならなんでもよいです。

           !root権限は必要ありません!
このメールアカウントで全てのメールをシステム上のユーザーに転送します。 またシステム外のユーザーにも転送します。通常のユーザーアカウントも作って おいて下さい。これはテスト用で"管理者"はこのアカウントを使って メールアカウントの管理をします。rootになる必要はありません(これで安全!)。

3.3 Fetchmail

v1.9 patch level 9 を使っています。sunsite.unc.eduから入手でき、 メール取り込み専用に使っています。もし他のものが使いたければ読者自身でやって 下さい!著者はこれで十分幸せです :)。詳しい使い方についてはFetchmailのman ページを読みましょう。これはルートでインストールします。ユーザーでもできます がrootで行うのが一番よいでしょう。そのほうが確実です :)))。

3.4 Procmail

v3.10を使っています。sunsite.unc.eduから入手できるでしょう。MDA(mail delivery agent)として重宝しています。配送の具合もよくオリジナルのMDAを使う よりもよいです。「ユーザー毎のユーザー(user-per-user)」で配送できます。root としてもユーザーとしてもインストールできます(一番いいのはrootでインストール することです)。そのほうが確実です :)。どれだけ繰り返したことか....

(訳注:procmailを使ったバーチャルメールについて

http://www.first.tsukuba.ac.jp/docs/install/procmail.html

も参照)

3.5 メールアカウント

メールを出すためのメールアカウントはかならず必要です。 またサーバはPOPサーバであることも必要です(メールを取り込むことができ、ユー ザーが24時間メールを送ることができるようなサーバです)。 商用のものと同様にフリーのメールサービスが提供できます。 "subject"行を使う方法B(m(B))では、これ以上は必要ありませんが、 "to:"行を使う方法Bではもう少し必要なものがあります。以下それに ついて書きます。

DNS レコード (MX)

あなた用のドメイン(メールドメイン)を立ち上げる必要があります。 サーバの管理者はユーザー用にドメインを使うことはできないのでこれは必要です。 サーバに接続する必要があるユーザーもいます。メールヘッダはドメインでフィルタ に通されなければいけません。そこで(ドメインを除いて)サーバへのポイントを します。これはさらにコストがかかります。 あるいはシステム管理者に「認証化されていないアドレス」(サーバへのポイント) を追加してもらうように言うこともできます。しかし他のドメインも必要になって しまいます。

あなたのアカウントへのフォワード :)

システム管理者はアカウントがあるドメインに全てのメールをフォワードしなければ なりません。その方法を知っていればこれは簡単です :) .. あるいはsendmailマニュアルを読まなければならないでしょう(qmailでもなんでも)。 あなたのアカウントのメールを送ります。あなたのメールドメインのフィルター を送ります。


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