下記のコンパイルオプションの大部分は、ブート時もしくはモジュールロード時 のパラメタと実行時の設定(例えば ioctl)の両方もしくはどちらか一方で上書き 可能です。
下記のパラメタは、linux/drivers/scsi/st_options.h で定義されています。
ST_NOWAIT {0} ST_IN_FILE_POS {0} ST_RECOVERED_WRITE_FATAL {0} ST_DEFAULT_BLOCK {0} ST_BUFFER_BLOCKS {32} ST_WRITE_THRESHOLD_BLOCKS {30} ST_MAX_BUFFERS {4} ST_MAX_SG {16} ST_FIRST_SG {8} ST_FIRST_ORDER {5} ST_TWO_FM {0} ST_BUFFER_WRITES {1} ST_ASYNC_WRITES {1} ST_READ_AHEAD {1} ST_AUTO_LOCK {0} ST_FAST_MTEOM {0} ST_SCSI2LOGICAL {0} ST_SYSV {0} |
下記のパラメタは、linux/drivers/scsi/st.c に定義されています。
ST_TIMEOUT {900*HZ} ST_LONG_TIMEOUT {14000*HZ} |
Linux のテープインタフェースは、 /usr/src/linux/include/linux/mtio.h . で定義されています。
下記の ioctl()はアルファベット順にリストしてあり、簡単な説明が右側にあります。 (st のドキュメント(特に man 4 st) を参照。)
MTIOCTOP [テープコマンドを実行し、ドライブやドライバのオプションを設定] MTIOCGET [ドライバの状態を取得] MTIOCPOS [現在のテープ位置を取得] open() O_RDONLY, O_RDWR close() read() write() ioctl() |