1.2. はじめに

Hi folks!

これは LOGITECH SCANMAN+ スキャナ用のドライバで、専用のインタフェース ボードを通してドライブされます。このスキャナにはいくつかのバージョンが ありますが、このドライバは少なくともそれらのいくつかをサポートします。

  1. 古い Logitech Scanman : 200dpi 固定の白黒スキャナ (どなたかこれをお持ちですか? これはディザ処理ができますか? 今のところこれは解像度固定で Scanman32 として扱われます)

  2. 少し新しい Logitech Scanman32 (aka Scanman+) : 白黒の 100〜400 dpi のスキャナで、 6x6 ディザ処理(解像度を 1/6 に下げて 37色にする)が可能。

  3. Logitech Scanman256 :

    100〜400 dpi の グレイスケール・スキャナで、ディザ処理無しで 1bit(白黒2値), 4bit(16階調), 6bit(64階調), 8bit(256階調)の解像度が あります。 このタイプのスキャナには注意して下さい旭既に述べたようにこれにはいくつか のバージョンがあります(異なったハードウェアを使用しています)。 ある人が私にこの Rev-03 ボードの扱い方を教えてくれたので、この問題は 現在ではフィックスされていると思うのですが、もしかして他のものがあった としたら... 従ってドライバが "incompatible scanner-interface " と報告してきたら それは別の互換性の無いボードであるか、あるいはベース I/O アドレスの設定 が間違っています。このような時は、あなたのスキャナ・ソフトウェア・ディス クに入っている HHSCAND.SYS を私に送って下さい。

    ドライバは insmod を使ってロードする時にスキャナのタイプ を自動検出します。

    ドライバが "Unknown" とレポートするがスキャナは動作するという場合 (これは code-tweaking が必要ですが...)、あなたのハードウェアをどのようにして検出 するかを見つけるよう試して、どのような変更が必要かを私に教えて下さい。 私は、あなたのパッチを今後のリリースに入れるようにします。 全てを変更するようなパッチを私に送らないで下さい。即ち、私は現在のものから 本当に異なるものを扱うようなスキャナはサポートしません。

    このドライバはスキャナに付属の MS-LOSS 用スキャナドライバ [1] を逆アセンブル して集めた情報を元にしています。これ以外の追加情報、要望、提案、バグ報告 があれば、遠慮無く私に言って下さい。(下記のバグ報告をご覧下さい) 私は特に、他のスキャナ・デバイスドライバを書く人からのフィードバックを 得ることに興味があります。

    私たちは Linux の全てのスキャナドライバに使われるインタフェースを一つに まとめることができるかもしれません。そうなれば多くの人達が書くであろう、 カラフルな X ベースのスキャナプログラムが、多くのスキャナでサポートされ 動作するようになるでしょう。

    私は既に M105 と A4-tech ドライバの作者とは連絡済みで、私たちはスキャナオ プション用の ioctl の"万能"セットの設定にトライしています。 あなたがこの作業に参加することに興味があるなら(あなたはこのような API の 経験があるかもしれない) README.ioctl を 読み、私(または Thomas または Michael 下記参照)に送って下さい。

    また、あなたが素敵なスキャナプログラムを書いたら私に送って下さい。

Notes

[1]

【訳注】 MS-LOSS というのは、タイプミスではないと思います。(^_^)