Small Memory mini-HOWTO | ||
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訳者は RedHat 4.2 を使っているため、この文書にあるデーモンの起動を止める ための手順をそのまま適用することはできませんでした。ここで、私のとった手 順を紹介しておきます。(Debian は触ったことはありませんが、PCMCIA HOWTO によると System V 流のようなので、この手が使えるのではないでしょうか) 以下の方法はベストではないのかもしれませんが、少なくとも最悪の方法では ないと信じています。^^;
(Debian ではディレクトリ配置が多少異なる場合がありますが、方法は 同じです。y.s.)
Caution |
注意!!: この方法に関して起きるいかなる損害も訳者は一切その責任は とることはできません。*自分の責任* において行ってくださいね。 |
◎手順
/etc/rc.d に移動し、root 権限で cp -pdr rc3.d rc3.d.backup と入力。 オリジナルのバックアップをとっておく。(以後の操作も root 権限で。) なお、オプションは正確にいれてください!
/etc/rc.d/rc3.d に移動し、止めたいもの を入れるディレクトリを作成する(ここでは mkdir stop とします)。
/etc/rc.d/rc3.d にあるのが個々の デーモンを起動するために使用されるファイルなので、不要と思われる名前のものを 2.で作成したディレクトリに移動する。 (例: mv S60n* stop)
注意 1: 決して消さないように。あくまでも移動です。
注意 2: 十分な知識なしに一度にいくつも移動すると、問題が起こるかも しれません。1回で移動するファイルは最小限にして一歩一歩進みましょう。
リブートする。
これら一連の作業を行う前に、起動直後のメモリの状態を cat /proc/meminfo 等で調べておいて、作業後の値と比較すると 幸せになれるかもしれません。
この方式の利点は、
現在の状態から 1つ 1つ変更していけるので、問題が起こった時の原因の判 別がしやすい。
もし立ち上がらなくなっても、ブートフロッピーからブートして、最後に移 動したファイルを元のディレクトリ (/etc/rc.d/rc3.d) にコピーするだけ で 1つ前の状態に戻せる。
にっちもさっちもいかなくなった時は、ブートフロッピーからブートし、 1.でとったバックアップで rc3.d を置き換えてやれば、 (cp -pdrf rc3.d.backup rc3.d) 一番最初に戻れる。
mkdir と cp と mv しか使わない。(リカバリーも楽)
というわけで、私のような超初心者にはいいのではないかと思います。
翻訳:中野正剛(1998/03/28)
日本語版の謝辞: この文書の作成に当たっては、有益なご助言をいただいた 川岸 良治さん、中野 武雄 さん ほか、JF の皆さんに感謝いたします。
更新:千旦裕司(2001/03/17)
(Red Hat/Caldera/Debian でのデーモンの 起動の止め方は、中野正剛さんが作成しています。)