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この章では人対人の反応について述べます。
一般の人にとってはウェアラブルは全く新しいものなので、
それを装着している人に対して普通とは違った反応を示します。
外出して PalmPilot の画面を歩きながら見たり、地下鉄内で
見ていると、次のような反応が返ってきます。
- 無反応 - 自分の世界に籠っているか、またはどうでもよいと思っている。
- 好奇心 - 著者のところに寄ってきて次のような質問をする。
「これはなにか」、「なにをしているのか」、「値段はいくらしたか」
- 蔑視 - 目立ちたがり屋だと思っている。
- 敵意または恐れ - こいつはちょっとおかしい。近寄らないでおこう。
Steve Mann が雑誌 New Scientist でインタビューを受けていました。
彼はこの分野での経験が長いので、真っ先に意見を訊かれていました。
次に問題となるのは、ウェアラブルの機器はかなり高価なので、略奪者が
新しいデバイスに目をつけることです。つまりすぐに盗めるし、よい値で
売れるし、または単に自分が使いたいためもあるでしょう。
結論としては用心してくださいということです。
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