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4. ツール box の必要条件

4.1 ハードウェアとしての必要条件

まず Linux Box (486 かそれ以上、例えば Pentium 100MHz などの CPU と 16MByte 以上のメモリ) が必要です。その他には、ワイヤレスネットワークカード、アンテナ( 2.2 章参照)も必要です。 ネットワークの相手側( Win9x とか WinNT などがお望みであれば)も、交信の実験を行うのに必要ですね。

4.2 ソフトウェアとしての必要条件

以下が必要となります -

  1. 最新の安定版カーネルソース (2.2.x)
  2. PCMCIA カードを購入したのであれば、最新の安定版 PCMCIA ソース (pcmcia-cs)
  3. ワイヤレスネットワークカード用ドライバ - もし持っていなのなら、提供メーカーかカード製造会社のウェブサイトからダウンロードできるでしょう。 それでも見つける事ができないのであれば、 JeanTourrilhes Wireless Howto で検索することもできます。

どうしても見つからないのであれば、ドライバができるのを待つか、Windows 用の ドライバを Linux 用のドライバへ変換するしかないでしょう。 (がんばってください!)

以上の準備が整った後、カーネルの再コンパイルを行います。 続いて PCMCIA のソースを再コンパイル(ワイヤレスカードを使うのに必要であれば)します。 そして最後に、ワイヤレスドライバを再コンパイルします。 これらは一般的な手法です。 使うカードによってはステップ 3 だけで良いでしょうし、ステップ 1 と 3 が必要かもしれません。 この辺はドライバの仕様によって違います。


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