XFree 4.x では作業はずっと容易です。まず、一つ目のマウスは (次のように)
既に設定ファイル中に記載されているでしょう。
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/mouse"
Option "Protocol" "PS/2"
Option "Emulate3Buttons" "off"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection |
別のマウスを付けるには、上の部分をコピーし、そちらの方も読むように変更するだけです。
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse1"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/input/mice"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Emulate3Buttons" "off"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection |
つまり、このようにして好きなだけの追加のポインタを定義できます。
ジョイスティックやタブレットについても同様です。
両方のマウスを同時に使えるようにするためには、XF86Config
にもう一カ所変更が必要です。ServerLayout
というセクションがあって、全ての構成部品の定義はここでされています。二個目のマウスを付けるよう
変更する前 には、以下のようになっています。
Section "ServerLayout"
Identifier "XFree86 Configured"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection |
それでは、二個目のマウスを付けましょう。
Section "ServerLayout"
Identifier "XFree86 Configured"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Mouse1" "AlwaysCore"
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection |