Linux Kernel 2.2 Documentation:
/usr/src/linux/Documentation/filesystems/hpfs.txt
filesystems/hpfs.txt
OS/2 の HPFS に関する情報とマウントオプション
[プレインテキスト版]
- 原著作者: Unknown
- 翻訳者: 野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
- バージョン: 2.2.0
- 翻訳日時: 2001/07/09
Linux は OS/2 の HPFS パーティションを読むことはできますが、書くことは
できません。
マウントオプションは msdos パーティションに対するものと同じです。
uid=nnn パーティション内のすべてのファイルの所有者を user id
nnn とします。
gid=nnn パーティション内のすべてのファイルのグループを nnn と
します。
umask=nnn そのパーティション用のパーミッションマスク (umask(1)を
参照してください) です。
conv=binary データの読み出し時 CR+LF を変換しません。[既定値]
conv=text データの読み出し時 CR+LF を改行コードに変換します。
conv=auto ファイル毎に conv=binary か conv=text が選ばれます (推
測によります)。
HPFS 固有のマウントオプション
case=lower ファイル名を小文字に変換します。[既定値]
case=asis 大文字小文字が混在したままファイル名を戻します。
nocheck "Improperly stopped flag (不正終了フラグ) がセットされ
OS/2 の CHKDSK を実行すべきパーティション" であっても
マウントを強制します。
ファイル名の対応における大文字小文字の扱いは、本当の HPFS と同じように、
重要ではありません。
[訳注:例えば、makefile と Makefile は同じファイルを指し、これらは同一
ディレクトリに同時に存在できません。]
mkdir -p /os2/c
mount -t hpfs -o uid=100,gid=100 /dev/sda6 /os2/c
/etc/fstab の例
/dev/sdb5 /d/f hpfs ro,uid=402,gid=402,umask=002
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日本語訳:野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
校正:森本淳さん <morimoto@xantia.citroen.org>
後藤正徳さん <gotom@debian.or.jp>
山田慎也さん <trueheart@anet.ne.jp>
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