Linux Kernel 2.2 Documentation:
/usr/src/linux/Documentation/kernel-docs.txt
kernel-docs.txt
種々のカーネル内部ドキュメントの WWW + 本 の一覧
[プレインテキスト版]
- 原著作者: Juan-Mariano de Goyeneche < jmseyas@dit.upm.es>
- 翻訳者: 野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
- バージョン: 2.2.19
- 翻訳日時: 2002/02/15
Linux カーネルの作成や理解に興味がある人々向けの
ドキュメントの索引
著者:Juan-Mariano de Goyeneche < jmseyas@dit.upm.es>
日本語訳:野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
校正:小林雅典さん <zap03216@nifty.ne.jp>
/*
* このドキュメントの最新版は
* http://www.dit.upm.es/~jmseyas/linux/kernel/hackers-docs.html
* にあります。
*/
情報へのポインタを尋ねる同じ質問が linux-kernel メーリングリストで
再三行われたことにより、このようなドキュメントの必要性が明確になり
ました。
幸運にも、GNU/Linux を始める人が増えるにつれて、カーネルに興味を持
つ人の数もますます増えてきています。しかし、ソースを読むだけで十分
であるとは限りません。コードを理解することは容易ですが、そのコード
に隠れた概念、哲学、設計基準は手に入りません。
残念ながら、初心者向け入門文書はあまり多くありません。また、それら
が存在しても、きちんと整理された有名な場所はありませんでした。これ
はその不足を補おうとしています。著者が知る限りのオンラインドキュメ
ントをすべて記載し、参考書籍についてもいくつか紹介します。
ここに記載されていない文書をご存知か、もしくは新しいドキュメントを
書いた場合、私に e-mail していただければ、ここに記載したいと思いま
す。訂正、アイデア、意見があれば、どんなものでも送ってください。
下記の一覧では特に順序付けをしていません。目録には次の項目を記載し
ています - ドキュメントの「題名」、その「著者」、そのありかを示す
「URL」、特定の話題の検索に便利な「キーワード」、簡単な「概要」。
[訳注:2001 年 12 月 26 日時点で、参照できなかったドキュメントの
URL の直下に [訳注:リンク切れ] と記載しています。]
楽しんでください!
オンラインドキュメント -
* 題名:"The Linux Kernel"
著者:David A. Rusling.
URL: http://sunsite.unc.edu/linux/LDP/tlk/tlk.html
キーワード:everything!, book.
概要:Linux カーネルの大部分の特徴が記述されている 200 ページの
オンラインブックです。たぶん初心者向けに一番いい参考書です。デー
タ構造体およびその関係を説明するための実例が多くあり、最も純粋
な Richard W. Stevens のスタイルが用いられています。内容 -
"1.-Hardware Basics, 2.-Software Basics, 3.-Memory Management,
4.-Processes, 5.-Interprocess Communication Mechanisms, 6.-PCI,
7.-Interrupts and Interrupt Handling, 8.-Device Drivers, 9.-The
File system, 10.-Networks, 11.-Kernel Mechanisms, 12.-Modules,
13.-The Linux Kernel Sources, A.-Linux Data Structures, B.-The
Alpha AXP Processor, C.-Useful Web and FTP Sites, D.-The GNU
General Public License, Glossary". 早い話が「読むべきです」。
[訳注:日本語訳が
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/The-Linux-Kernel.html
にあります。]
* 題名:"The Linux Kernel Hackers' Guide"
著者:Michael K.Johnson 他
URL: http://khg.redhat.com/HyperNews/get/khg.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:everything!
概要:もう Postscript の書籍型バージョンはありません。今は HTML
のみです。多くの人々が寄稿しました。インターフェースはウェブで
利用可能なメーリングリストのアーカイブに似ています。疑問に答え
た記事やメール、過去の寄稿の補足などがあります。ここはちょっと
無政府状態の様相を呈していますが、場合によっては価値ある情報が
あります。
* 題名:"Conceptual Architecture of the Linux Kernel"
著者:Ivan T. Bowman
URL: http://plg.uwaterloo.ca/~itbowman/papers/CS746G-a1.html
キーワード:conceptual software arquitecture, extracted design,
reverse engineering, system structure.
概要:ソースコードから自動的に抽出した Linux カーネルの概念的な
ソフトウェアアーキテクチャです。とても詳細に記述されています。
よく図解されています。全体的なカーネルの理解に役立ちます。
* 題名:"Concrete Architecture of the Linux Kernel"
著者:Ivan T. Bowman, Saheem Siddiqi, Meyer C. Tanuan
URL: http://plg.uwaterloo.ca/~itbowman/papers/CS746G-a2.html
キーワード:concrete arquitecture, extracted design, reverse
engineering, system structure, dependencies.
概要:ソースコードから自動的に抽出した Linux カーネルの具体的な
アーキテクチャです。非常に詳述されています。よく図解されていま
す。全体的なカーネルの理解に役立ちます。この文書は前記のものよ
り深いところ (ファイルや変数など) に焦点をあてています。
* 題名:"Linux as a Case Study: Its Extracted Software
Architecture"
著者:Ivan T. Bowman, Richard C. Holt, Neil V. Brewster
URL: http://plg.uwaterloo.ca/~itbowman/papers/linuxcase.html
キーワード:software architecture, architecture recovery,
redocumentation.
概要:文書は 1999 年 5 月 16-22 日、Los Angeles の ICSE'99 で発
表されました。同じ著者による前記 2 つの文書を基に作成された文書
です。
* 題名:"Overview of the Virtual File System"
著者:Richard Gooch
URL: http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/vfs.txt
キーワード:VFS, File System, mounting filesystems, opening
files, dentries, dcache.
概要:Linux 仮想ファイルシステムの手短な入門書です。それは何か、
どう動くか、ファイルを開く時やファイルシステムをマウントする時
の動作や重要なデータ構造体の概要などの各項目を説明することを目
的としています。
[訳注:カーネル収録版の日本語訳が
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/kernel-docs-2.2/filesystems/vfs.txt.html
にあります。]
* 題名:"The Linux RAID-1, 4, 5 Code"
著者:Ingo Molnar, Gadi Oxman, Miguel de Icaza
URL: http://www.ssc.com/lj/issue44/2391.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:RAID, MD driver.
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「高いパフォーマンス、高い信頼性、ソフトウェアを利用し
たセカンダリストレージの能力をユーザに提供する、Linux カーネル
の MD デバイスドライバの RAID-1, RAID-4, RAID-5 機能の実装の概
要です。
* 題名:"Dynamic Kernels: Modularized Device Drivers"
著者:Alessandro Rubini
URL: http://www.ssc.com/lj/issue23/1219.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:device driver, module, loading/unloading modules,
allocating resources.
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「これは Alessandro Rubini および Georg Zezchwitz によ
り共同執筆された、Linux デバイスドライバをカーネルローダブルモ
ジュールとして作成するための実際的なアプローチを提示する四回に
わたるシリーズの初回です。この回は読者に次回の理解の下地になる
入門編です。」
* 題名:"Dynamic Kernels: Discovery"
著者:Alessandro Rubini
URL: http://www.ssc.com/lj/issue24/kk24.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:character driver, init_module, clean_up module,
autodetection, mayor number, minor number, file operations,
open(), close().
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「四回の内の二回目のこの記事は、キャラクタデバイスドラ
イバを実装するカスタムモジュールを作成するために、実際のコード
を紹介します。モジュールの初期化と後処理、そして open() と
close() システムコールについても解説します。」
* 題名:"The Devil's in the Details"
著者:Georg v. Zezschwitz, Alessandro Rubini
URL: http://www.ssc.com/lj/issue25/kk25.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:read(), write(), select(), ioctl(), blocking/non
blocking mode, interrupt handler.
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「キャラクタデバイスドライバを作成する四回の内の三回目
のこの記事は、読出しと書込みの概念および ioctl コールの使い方を
紹介します。」
* 題名:"Dissecting Interrupts and Browsing DMA"
著者:Alessandro Rubini, Georg v. Zezschwitz
URL: http://www.ssc.com/lj/issue26/interrupt.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:interrupts, irqs, DMA, bottom halves, task queues.
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「これはキャラクタデバイスドライバをローダブルカーネル
モジュールとして作成するシリーズの四回目です。この回で、割込み
ハンドリングの分野を細かく探究します。これは概念的に単純ですが、
実際の制限および制約はデバイスドライバを作成することを''面白く''
し、いくつかの異なる仕組みを異なる状況向けに提供します。また、
DMA の複雑な問題も探究します。
* 題名:"Device Drivers Concluded"
著者:Georg v. Zezschwitz
URL: http://www2.linuxjournal.com/lj-issues/issue28/1287.html
キーワード:address spaces, pages, pagination, page management,
demand loading, swapping, memory protection, memory mapping,
mmap, virtual memory areas (VMAs), vremap, PCI.
概要:最終的に、上記の記事は五回のシリーズになりました。この最
後の記事のイントロダクションを記します - 「これはキャラクタデバ
イスドライバに関する五つの記事の最後です。この最終回では、Georg
が Linux のメモリ管理の概念の全面的な記述から始め、メモリマッピ
ングデバイスを扱います。」
* 題名:"Network Buffers And Memory Management"
著者:Alan Cox
URL: http://www.ssc.com/lj/issue30/kk30.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:sk_buffs, network devices, protocol/link layer
variables, network devices flags, transmit, receive,
configuration, multicast.
概要:Linux Journal のカーネルコーナーの記事です。その要約を記
します - 「Linux 向けのネットワークデバイスドライバを作成するこ
とは基本的に単純です - (ハードウェアを制御する以外の) 複雑なこ
との大部分はメモリ内でネットワークパケットを管理することです。」
* 題名:"An Introduction to the Linux 1.3.x Networking Code"
著者:Vipul Gupta
URL: http://anchor.cs.binghamton.edu/courses/cs628/linux-net.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:files, sk_buffs.
概要:net/ ディレクトリ下のファイルの簡単な説明です。ファイルご
とに一、二行の文で説明されています。sk_buffs はとてもきれいな絵
で説明されています。ちょっとだけ時代遅れになりました。
* 題名:"Linux ioctl() Primer"
著者:Vipul Gupta
URL: http://anchor.cs.binghamton.edu/courses/cs628/ioctl.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:ioctl, socket.
概要:ioctl() システムコールの使用および実装の手短な説明と例題
です。ちょっとだけソケットの説明に偏っています。
* 題名:"Writing Linux Device Drivers"
著者:Michael K. Johnson
URL: http://www.redhat.com/~johnsonm/devices.html
キーワード:files, VFS, file operations, kernel interface,
character vs block devices, I/O access, hardware interrupts,
DMA, access to user memory, memory allocation, timers.
概要:デバイスドライバを作成することについての紹介的な 50 分
(原文より) のチュートリアルです。"Kernel Hackers' Guide" と同じ
著者により書かれた、その話題の非常によい概要が得られる 12 ペー
ジです。
* 題名:"The Venus kernel interface"
著者:Peter J. Braam
URL:
http://www.coda.cs.cmu.edu/doc/html/kernel-venus-protocol.html
キーワード:coda, filesystem, venus, cache manager.
概要:「この文書は Coda ファイルシステムの操作に必要な、Venus
とカーネルレベルファイルシステムのコードとの間のコミュニケーショ
ンについて記述されています。このバージョンの文書は、私たちが目
論んだ改善と、現行のインターフェース (バージョン 1.0) について
説明するのが目的です。
[訳注:日本語訳が
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/kernel-venus-protocol.html
にあります。]
* 題名:"Programming PCI-Devices under Linux"
著者:Claus Schroeter.
URL:
ftp://ftp.llp.fu-berlin.de/pub/linux/LINUX-LAB/whitepapers/pcip.ps.gz
キーワード:PCI, device, busmastering.
概要:Linux での PCI プログラミングの 6 ページのチュートリアル
です。デバイスの読み書きやバスマスタの実行のための基本的な関数
とマクロに的を絞った、PCI サブシステムアーキテクチャの基本概念
が得られます。
* 題名:"Writing Character Device Driver for Linux"
著者:R. Baruch, C. Schroeter
URL:
ftp://ftp.llp.fu-berlin.de/pub/linux/LINUX-LAB/whitepapers/drivers.ps.gz
キーワード:character device drivers, I/O, signals, DMA,
accesing ports in user space, kernel environment.
概要:キャラクタドライバを作成することについての 68 ページの資
料です。まだ役に立ちますが、ちょっとだけ古くなりました (1.993,
1.994)。
* 題名:"Design and Implementation of the Second Extended
Filesystem"
著者:R駑y Card, Theodore Ts'o, Stephen Tweedie
URL: http://web.mit.edu/tytso/www/linux/ext2intro.html
キーワード:ext2, linux fs history, inode, directory, link,
devices, VFS, physical structure, performance, benchmarks,
ext2fs library, ext2fs tools, e2fsck.
概要:トップ ext2 ハッカーの三人が書いた文書です。Linux のファ
イルシステムの歴史、ext2 を書いた動機、ext2 の特徴、設計、ディ
スク上の物理構造、性能、速度、e2fsck のパスの説明などを網羅して
います - 読むべきです!
注記:この文書は初め「Proceedings of the First Dutch
International Symposium on Linux, ISBN 90-367-0385-9」として出
版されました。
* 題名:"The Second Extended Filesystem"
著者:Matthew Wilcox
URL: http://pocket.fluff.org/~mrw/linux/ext2.txt
[訳注:リンク切れ]
キーワード:ext2, filesystem.
概要:ext2 のブロック、ディレクトリ、inode などの説明です。
注記:サーバがダウンしているようです。どなたかこの文書の別のリ
ンク先を知りませんか?
* 題名:"Analysis of the Ext2fs structure"
著者:Louis-Dominique Dubeau
URL: http://step.polymtl.ca/~ldd/ext2fs/ext2fs_toc.html
キーワード:ext2, filesystem, ext2fs.
概要:ext2 のブロック、ディレクトリ、inode, ビットマップ、不変
部分などの説明です。
* 題名:"Journaling the Linux ext2fs Filesystem"
著者:Stephen C. Tweedie
URL:
ftp://ftp.uk.linux.org:/pub/linux/sct/fs/jfs/journal-design.ps.gz
キーワード:ext3, journalist.
概要:この著者により ext2 に追加されたジャーナリング機能を説明
する優れた 8 ページの文書で、直面した様々な問題と解決策を示しま
す。
* 題名:"Kernel API changes from 2.0 to 2.2"
著者:Richard Gooch
URL:
http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/docs/porting-to-2.2.html
キーワード:2.2, changes.
概要:2.0.x から 2.2.x で変更されたカーネルの関数/構造体/変数。
* 題名:"Kernel API changes from 2.2 to 2.3"
著者:Richard Gooch
URL:
http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/docs/porting-to-2.3.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:2.3, changes.
概要:2.2.x から 2.3.x で変更されたカーネルの関数/構造体/変数。
* 題名:"Linux Kernel Module Programming Guide"
著者:Ori Pomerantz
URL: http://www.linuxdoc.org/LDP/lkmpg/mpg.html
キーワード:modules, GPL book, /proc, ioctls, system calls,
interrupt handlers .
概要:モジュールプログラミングを題材に扱ったすばらしい 92 ペー
ジの GPL 本です。多くの例が載っています。
* 題名:"Device File System (devfs) Overview"
著者:Richard Gooch
URL: http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/docs/devfs.txt
[訳注:リンク切れ]
キーワード:filesystem, /dev, devfs, dynamic devices,
major/minor allocation, device management.
概要:Richard Gooch のとかく話題となる devfs を説明する文書です。
devfs は dynamic device を考慮したものです。/dev 内に今存在する
デバイスだけを示し、メジャー/マイナー番号の割当て問題を解消し、
何百もの同一デバイスを許します (いくつかの USB システムではすぐ
に devfs が必要かもしれません)。
* 題名:"I/O Event Handling Under Linux"
著者:Richard Gooch
URL: http://www.atnf.csiro.au/~rgooch/linux/docs/io-events.html
キーワード:IO, I/O, select(2), poll(2), FDs, aio_read(2),
readiness event queues.
概要:イントロダクションより - 「I/O イベントハンドリングとは、
アプリケーションで多くのオープンファイル (UNIX/POSIX でのファイ
ル記述子、つまり FD) の管理をオペレーティングシステム (OS) がい
かに行うかについてです。FD がアクティブになった (読出しもしくは
書込みの準備ができた) 時、あなたは OS から通知されることを望む
でしょう。理想的には拡張可能な仕組みを望むでしょう。これはイン
アクティブな FD のメモリおよび CPU 時間の管理コストをとても小
さくすることを意味します。」
* 題名:"The Kernel Hacking HOWTO"
著者:才能ある方々、Rusty 編
URL: http://www.samba.org/~netfilter/kernel-hacking-HOWTO.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:HOWTO, kernel contexts, deadlock, locking, modules,
symbols, return conventions.
概要:イントロダクションより - 「私には全く適任ではないので、こ
の文書を書きたくなかったことをご理解ください。しかし、以前から
これを読みたかったので、そのためには書くしかありませんでした。
一番いい方法を簡単に説明し、カーネルソースを読むための入り口を
示します。詳しい実装の説明は避けています - 何のためのコードか示
し、有用なルーチン全体の追跡はしません。この文書は C を熟知し、
カーネルとは何か、どのように使われるか理解している方を対象にし
ています。元々 2.3 カーネル向けに書きましたが、ほぼすべて 2.2
にも当てはまります - しかし、2.0 とはわずかに異なります。」
* 題名:"ALSA 0.5.0 Developer documentation"
著者:Stephan 'Jumpy' Bartels
URL: http://www.math.TU-Berlin.de/~sbartels/alsa/
キーワード:ALSA, sound, soundcard, driver, lowlevel, hardware.
概要:Advanced Linux Sound Architecture (ALSA) の開発者向け文書
で、カーネルとユーザレベル側の両方を扱います。作成途中です。
ALSA は Linux の次世代サウンドアーキテクチャになると思われます。
* 題名:"Programming Guide for Linux USB Device Drivers"
著者:Detlef Fliegl
URL: http://usb.in.tum.de/usbdoc/
キーワード:USB, universal serial bus.
概要:読むべきです。序文より - 「この文書で USB サブシステムお
よび USB デバイスドライバ用 API の現状に関する詳細な情報を得ら
れるはずです。最初のセクションは USB デバイスの基本を扱います。
異なる種別のデバイスおよびその特性について学びます。詳細に入る
前に、USB デバイスのバス上の通信方法を理解します。二番目のセク
ションは、Linux USB subsystem [2] およびデバイスドライバのフレー
ムワークの概要です。その後、API およびデータ構造体を段階的に説
明します。この文書の最後のセクションは、API コールすべてのリファ
レンスとその返り値を記載します。」
注記:注意:メインページより - 「著者の明示的な許可なくして、こ
の文書を出版、印刷あるいは抜粋の使用を認めません。」幸運にも、
読むことはできます...
* 題名:"Tour Of the Linux Kernel Source"
著者:Vijo Cherian
URL: http://www.geocities.com/vijoc/tolks/tolks.html
キーワード:.
概要:このページは古典です!しばらく見当たりませんでしたが復帰
しました。ありがとう Vijo! TOLK とはこの名前がすべてをいいえて
ます。ソースを周遊し、ディレクトリ、ファイル、変数、データ構造
体などを説明しています。一般的な事柄、デバイスドライバ、ファイ
ルシステム、IPC, ネットワークのコードを扱っています。
* 題名:"Linux Kernel Mailing List Glossary"
著者:John Levon
URL: http://www.movement.uklinux.net/glossary.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:glossary, terms, linux-kernel.
概要:イントロダクションより - 「この用語集は、Linux カーネルの
議論で耳にする略語や用語を簡潔に説明しています。」
* 題名:"Linux Kernel Locking HOWTO"
著者:才能ある人々、Rusty 編
URL:
http://netfilter.kernelnotes.org/unreliable-guides/kernel-locking-HOWTO.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:locks, locking, spinlock, semaphore, atomic, race
condition, bottom halves, tasklets, softirqs.
概要:題名がすべてをいいえてます - 文書は UP か SMP のいずれの
システムにおけるロックシステムを説明しています。
注記:「元々 2.3 (2.3.47) 以降のカーネル向けに書かれましたが、
そのほとんどは 2.2 カーネルでも当てはまります - しかし 2.0 では
わずかに異なります。」GNU General Public License の条件下で自由
に再配布できます。
書籍 - (オンラインではありません)
* 題名:"Linux Device Drivers"
著者:Alessandro Rubini
出版社:O'Reilly & Associates
発行:1998 年
ISBN: 1-56592-292-1
* 題名:"Linux Kernel Internals"
著者:Michael Beck
出版社:Addison-Wesley
発行:1997 年
ISBN: 0-201-33143-8 (第二版)
* 題名:"The Design of the UNIX Operating System"
著者:Maurice J. Bach.
出版社:Prentice Hall
発行:1986 年
ページ数:471
ISBN: 0-13-201757-1
* 題名:"The Design and Implementation of the 4.3 BSD UNIX
Operating System"
著者:Samuel J. Leffler, Marshall Kirk McKusick, Michael J.
Karels, John S. Quarterman
出版社:Addison-Wesley.
発行:1989 年初版、1990 年 10 月改訂版
ISBN: 0-201-06196-1
* 題名:"The Design and Implementation of the 4.4 BSD UNIX
Operating System"
著者:Marshall Kirk McKusick, Keith Bostic, Michael J. Karels,
John S. Quarterman
出版社:Addison-Wesley
発行:1996 年
ISBN: 0-201-54979-4
* 題名:"Programmation Linux 2.0 API systeme et fonctionnement du
noyau"
著者:Remy Card, Eric Dumas, Franck Mevel
出版社:Eyrolles
発行:1997 年
ページ数:520
ISBN: 2-212-08932-5
注記:仏語
* 題名:"The Linux Kernel Book"
著者:Remy Card, Eric Dumas, Franck Mevel
出版社:John Wiley & Sons
発行:1998 年
ISBN: 0-471-98141-9
注記: 仏英翻訳
* 題名:"Linux 2.0"
著者:Remy Card, Eric Dumas, Franck Mevel
出版社:Gesti 2000
発行:1997 年
ページ数:501
ISBN: 8-480-88208-5
注記:仏西翻訳
* 題名:"Unix internals -- the new frontiers"
著者:Uresh Vahalia
出版社:Prentice Hall
発行:1996 年
ページ数:600
ISBN: 0-13-101908-2
* 題名:"Linux Core Kernel Commentary. Guide to Insider's Knowledge
on the Core Kernel od the Linux Code"
著者:Scott Maxwell
出版社:Coriolis
発行:1999 年
ページ数:592
ISBN: 1-57610-469-9
注記:CD-ROM 添付。カーネルコードを行ごとに説明。
* 題名:"Linux IP Stacks Commentary"
著者:Stephen Satchell, HBJ Clifford
出版社:Coriolis
発行:2000 年
ページ数:???
ISBN: 1-57610-470-2
注記:ソースコードを行ごとに説明。
* 題名:"Programming for the real world - POSIX.4"
著者:Bill O. Gallmeister
出版社:O'Reilly & Associates, Inc.
発行:1995 年
ページ数:???
ISBN: I-56592-074-0
注記:直接 Linux に関するものではありませんが、Linux は POSIX
であることを目指しています。良い参考書です。
その他 -
* 名称:"Linux Source Driver"
URL: http://lsd.linux.cz
[訳注:リンク切れ]
キーワード:Browsing source code.
概要:「Linux Source Driver (LSD) は、想像以上に簡単に Linux カー
ネルのソースコードを閲覧できるアプリケーションです。カーネルの
様々なバージョン形式を選択できます (例えば 0.01, 1.0.0, 2.0.33,
2.0.34pre13, 2.0.0, 2.1.101 などです)。LSD で Linux カーネルを
(テキスト全体、マクロ、タイプ、関数、変数を対象に) 検索でき、さ
らに LSD は、忙しいあなたのために、(ファイル、ディレクトリ、カー
ネルを対象に) パッチの生成ができるようになっています。
* 名称:"Cross-Referencing Linux"
URL: http://lxr.linux.no/source/
キーワード:Browsing source code.
概要:上記とは別のウェブベースの Linux カーネルソースコードブラ
ウザです。変数と関数のクロスリファレンスがたくさんあります。そ
れらがどこで定義され使用されているか参照できます。
* 名称:"Linux Weekly News"
URL: http://lwn.net
キーワード:latest kernel news.
概要:題名はすべてをいいえてます。fixed kernel セクションにはそ
の週に行われた開発作業、バグ修正、新機能、バージョンの要約があ
ります。毎週木曜日に更新されます。
* 名称:"Kernel Traffic"
URL: http://kt.zork.net
キーワード:linux-kernel mailing list, weekly kernel news.
概要:linux-kernel メーリングリストでの最も適切な議論を集めた週
間ニュースレターです。
* 名称:"CuTTiNG.eDGe.LiNuX"
URL: http://edge.kernelnotes.org
[訳注:リンク切れ]
キーワード:changelist.
概要:カーネルリリース毎の changelist を提供するサイトです。新
しくなったこと、良くなったこと、変更されたことが記載されます。
Myrdraal がパッチを読み、説明しています。パッチへのポインタもあ
ります。
* 名称:"New linux-kernel Mailing List FAQ"
URL: オリジナルサイト -
http://www.altern.org/andrebalsa/doc/lkml-faq.html
[訳注:リンク切れ]
URL: 米国ミラーサイト -
http://www.ececs.uc.edu/~rreilova/linux/lkml-faq.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:linux-kernel mailing list FAQ.
概要:linux-kernel は開発者が話し合うためのメーリングリストです。
この FAQ は、Frohwalt Egerer が管理していた (彼はもう管理してい
ません) 昔の linux-kernel メーリングリストの FAQ を基にしていま
す。そのメーリングリストへの参加方法はこれを読んでください。メー
リングリスト、Linux, 開発者 (は誰?)、用語 (は何?) に関する面
白い質問がたくさんあり、それらの回答もここにあります。読んでみ
てください。
* 名称:"Linux Virtual File System"
著者:Peter J. Braam
URL: http://www.coda.cs.cmu.edu/doc/talks/linuxvfs
キーワード:slides, VFS, inode, superblock, dentry, dcache.
概要:たぶんプレゼンテーション用の、Linux VFS 層のスライドセッ
トです。dentry および dcache とともにバージョン 2.1.x を扱って
います。
* 名称:"Gary's Enciclopedia - The Linux Kernel"
著者:Gary (だと思う)
URL: http://members.aa.net/~swear/pedia/kernel.html
[訳注:リンク切れ]
キーワード:links, not found here?.
概要:Gary's Encyclopedia は GNU/Linux ユーザが文書および他の興
味深い情報を素早く検索するためにあります。150 の主要項目に分け
られた 4000 もの外部ページへのリンクがあります。このリンクはカー
ネルに固有なリンク、文書、サイトなどに向かっています。探したい
ものを見つけられなかったら、ここを見てください。
* 名称:"The home page of Linux-MM"
著者:The Linux-MM team.
URL: http://www.linux.eu.org/Linux-MM/
キーワード:memory management, Linux-MM, mm patches, TODO,
docs, mailing list.
概要:Linux Memory Mangement の開発に熱心なサイトです。メモリに
関するパッチ、HOWTO、リンク、mm 開発者の情報があります。memory
management の開発に興味があれば、ここを見てください!
* 名称:"Kernel Newbies IRC Channel"
URL: http://www.surriel.com/kernelnewbies.shtml
キーワード:IRC, newbies, channel, asking doubts.
概要:irc.openprojects.net の #kernelnewbies です。ウェブページ
より - 「#kernelnewbies は newbie (新米) カーネルハッカーにささ
げられたIRC ネットワークです。参加者の大部分は、カーネルについ
て学習している人、カーネルプロジェクトで作業している人、経験の
少ないカーネル好きな人々を支援したい熟練したカーネルハッカーな
どから成ります。#kernelnewbies はオープンプロジェクト IRC ネッ
トワーク上にあります。irc.openprojects.net もしくは
irc.<country>.openprojects.net をサーバとし、#kernelnewbies に
参加してみてください。」
* 名称:"linux-kernel mailing list archives and search engines"
URL: http://www.uwsg.indiana.edu/hypermail/linux/kernel/index.html
URL: http://www.kernelnotes.org/lnxlists/linux-kernel/
[訳注:リンク切れ]
キーワード:linux-kernel, archives, search.
概要:linux-kernel メーリングリストをアーカイブしているサイトで
す。別の良いサイトをご存知なら、お知らせください。
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この文書は "Mon Apr 17 18:07:07 CEST 2000" に最終更新されました。
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