IV. GnuPG を設定する

秘密鍵と公開鍵を造り出すために,GnuPG からの指示に従おう.どんな値を使え ばいいかわからなければ「key type (鍵の形式)」と「key size (鍵の大きさ)」 にはデフォルト (既定) の値を使い,名前とメイルアドレスはキミが普通に書い ているとおりのを使うこと.

あとはただ,必要なら勝手に公開鍵を取ってきてくれるように GnuPG を設定す るくらいだ.これは Mutt と使うとたいへん便利で,もうわざわざ他のターミナ ル (端末) で鍵をダウンロードして取り込む必要がなくなってしまう.これをす るには,キミの「~/.gnupg/options」というファイルにこういう行を書き足せ ばいい

  keyserver <鍵サーバのアドレス>

いくつかのおすすめ鍵サーバ

  wwwkeys.pgp.net
  search.keyserver.net
  pgp.ai.mit.edu

覚えておいてほしいのは,鍵の取り出しは HTTP とかを介してやるわけではない から,鍵サーバのアドレスは「http://」とかを付けてはいけないということだ.

ボクの公開鍵を取り出してテストしてみよう.

  gpg --recv-keys 0xC9C40C31

では,その鍵がキーホルダ (鍵束ファイル) に入ったことを確認しよう.

  gpg --list-keys justin