(Moshe Bar 氏著)
openMosix にある機能を求める人々がいます。 その機能とは、あるプロセスを特定のノードに処理させること、そしてその 子プロセスをマイグレートさせたり、ノードによってはそれができないように したりする機能です。
Simone Ettore 氏は CVS に新しいパッチをコミットして、まさにこの機能を可能 にしました。
どのように動くかここで挙げてみます。
/proc/[pid]/migfilter はマイグレーションのフィルタを有効・無効にします。
/proc/[pid]/mignodes はノードのビット形式のリストです。あるノードのビット 位置は 2^(PE-1) で計算されます。PE はノード番号です。
/proc/[pid]/migpolicy はフィルタの規則です。 0=DENY は mignodes の対応するビットが 1 でなければ、プロセスはすべての ノードでマイグレート可能です。 1=ALLOW は mignodes の対応するビットが 1 であるすべてのノードでプロセスが マイグレート可能です。
まもなくシンプルなユーザ空間のツールをリリースします。そのツールを使えば ノードにマスクがかけられます。しかし openMosix 2.4.20-3 としてリリース される前に、すぐにでも先の方法を試してみてください。