SIGWAIT
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2009-02-10
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名前
sigwait - シグナルを待つ
書式
#include <signal.h>
int sigwait(const sigset_t *set, int *sig);
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
sigwait():
_POSIX_C_SOURCE >= 1 || _XOPEN_SOURCE || _POSIX_SOURCE
説明
sigwait()
関数は、シグナル集合
set
で指定されたシグナルの一つが配送されるまで、
呼び出したスレッドの実行を中断する。
この関数はそのシグナルを受け取り (つまり、処理待ちのシグナルのリスト
からそのシグナルを削除し)、そのシグナル番号を
sig
に格納して返す。
sigwait()
の動作は
sigwaitinfo()
と同じだが、以下の点が異なる。
- *
-
sigwait()
は、シグナルの内容を表す
siginfo_t
構造体を返すのではなく、単にシグナル番号を返す。
- *
-
返り値が
sigwaitinfo()
とは異なる。
返り値
成功すると、
sigwait()
は 0 を返す。
エラーの場合、直前のエラー番号を返す。
エラー
- EINVAL
-
set
に無効なシグナル番号が入っている。
準拠
POSIX.1-2001.
注意
sigwait()
は
sigtimedwait(2)
を使って実装されている。
例
pthread_sigmask(3)
を参照。
関連項目
sigaction(2),
signalfd(2),
sigpending(2),
sigsuspend(2),
sigwaitinfo(2),
sigsetops(3),
signal(7)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 例
-
- 関連項目
-
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Time: 03:26:55 GMT, April 25, 2010