1998年10月14日: Team SEGA Users Group を 日本のチーム に加えさせていただきました。
これは素晴しいページです。RC5 のアルゴルズムの解説「 なぜなに RC5 」、 RC5 クライアント附属マニュアルの日本語訳、 CPU 性能の向上予想と参加者増加の割合い予想を入力すると RC5-64 終了時間を計算してくれる「 終了時間予測計算機」 (むろん、正しく予想するのが一番難しいんですけど :-) )、 Windows 95 搭載オシロスコープを使った オシロ de クラッキング (Windows 95 というのがなんともすごい) などなどテンコ盛りな内容ですねえ。 これは必見でしょう。
1998年10月5日: ちょっと私用で苦しくて、2ヶ月も更新を怠ってしまいました。ごめんなさい。 来年初めぐらいまで忙しくてこれからも頻繁には書けそうにないです。 とはいえ、今よりマジメにやるつもりなんですけど。
古いページを少し書きなおしてみました。まだ クライアント設定の詳細 は古いままですが、今日中に直します。ほかにおかしなところがあったら 私 (うえやま るい) に教えてください。
日本のチーム に Japan Celeron Users Group を加えました。名前からして速そうなチームですねえ。
1998年8月3日: 日本のチームに Final Tear Z を加えました。
distributed.net が Logo Contest を開いています。絵心のある方は参加してみてはどうでしょう。
ところで、このごろ 日別の順位 がかんばしくないですねえ。昨日だけでは 6位まで落ちてます。 JLUG チームのグラフ を見たところ速度は微増なのですが、 ほかのチームがもっと伸びているようです。
1998年7月28日: DES-II-2 関連の記事を 2つ紹介。
- EFF DES FAQ
- これは 'DES Cracker' マシンについて結構詳しく書いていて 面白いです。これには、DES Cracker は Deep Crack というカスタムチップを 1,500 個つかって構成されていて、(たったの) 56 時間で DES の鍵空間を 25% 調べたと書いてあります。 コストは、設計に 80,000 ドル、チップやボードなどに 130,000 ドルで、 最終的には 250,000 ドルを下回ったんだそうで。
Linux ユーザとしては、「The PC that controls the machine originally ran Windows 95, but the EFF team replaced it with Linux so it could be operated remotely over the Internet.」という話も見のがせません :-)。- ZDNet - マシン1台・56時間でDES解読。暗号めぐる議論に警鐘
- 日本語の記事はこれしか見つかりませんでした。
ときどき勘違いされるんですが、120ビットは 56ビットの 2倍程度の強さではないですからね。 鍵が 1ビット長くなるたびに組み合わせの数が 2倍になるので、 複雑さも 2倍になります。だから、120ビットの鍵は 56ビットの 2^64 強いのです。考えてみればあたりまえですが :)。英語の記事なら http://www.eff.org/descracker.html にたくさんリンクがあります。
Deep Crack みたいな専用マシンが登場してしまっては、もう distributed.net の出る幕などないのではないか、という意見もあります。でも、 僕はそうは思わないですね。distributed.net は Deep Crack に大幅に負けていたわけじゃないし、 こっちは一般的なマシンを使っているのでプロセッサの進化も速いのですから。
ちなみに、DES-II-2 を制した EFF は有名な非営利団体です。 怪しい研究所などではないですよ。しかし、こんなに EFF がリッチだとは知りませんでした。
1998年7月17日: 未確認ながら、DES-II-2 が終了したようですね。
とはいえ distributed.net が解いたのではなく、 EFF が 250,000 ドルの 専用マシンを使って解読したんだそうです。
distributed.net は、RSA の確認があるまで DES の鍵を配布し続けます。 それが終わると自動的に RC5 に戻るので、設定はいじらなくていいです。
- distributed.net のアナウンス:
- http://www.distributed.net/des/end.txt
- EFF の DES Cracker Project:
- http://www.eff.org/descracker.html
まだ RSA DES Challenge II のページ に公式に載っているわけではありませんが、とりあえず。
1998年7月16日:
DES-II-2 が始まって 3 日目。
昨日 1日だけで全体の 7.4% を調べていて、 やはり超短期に終わりそうですね。50% のところで見つかると期待すると、 コンテスト開始から 10日以内に発見できそうです。
短期ということは、調べ終ったブロックを早く報告しないといけないので、 すくなくとも 1日 1回はアップデートするようにしてください。 手元のブロックに「当たり」があったりすると悲惨ですからね。
DES-II-2 のあいだだけ、手動で rc5des -update と実行するのも 悪くないと思います。で、JLUG チームの調子なんですが、いまのところ 総合 4位、 日別 でも 4位。 しかし 3位 Team HP との差はわずかなので、みんなでちょっと flush すれば 抜けそう :)。ちなみに 1位は Slashdot.org、2位はおなじみ Japan FreeBSD Users Group です。詳しくは desstas を。
全体を見てみると、日本のチームがかなり上位に入っています。 しかし僕としては Korean Linux Users Group の方が気になっちゃいます ^^;。ちょっと調べてみようと ページ を見てもハングルだけしか書いてなくて、よく分からない……。
考えてみると、欧米以外での Linux の状況はまったく知らないなあ、と ちょっと反省。 反省したところでハングルが読めるようにならないんですけど (笑)。
1998年7月13日: DES-II-2 も、もう明日からです。
この後におよんでなんですが、9日にリリースされた v2.7100.415 以降では DES を処理するのに MMX 命令を使うようになって、劇的に速度アップしています。 MMX Pemtium や Pemtium II、Celeron、K6、K6-2、6x86MX など MMX つきのプロセッサを持っているひとは、ぜひ最新版をいれてみてください。
v2.7100.415 以降の最新版にリンク: rc5des416-linux-x86-mt.tar.gz、 rc5des416b-win32-x86-gui.exe、 rc5des416-winnt-x86-service.zip。
1998年7月 8日: 昨日、「非公式クライアントへの警告」と書いたんですが、 それは間違いでした。
Andrew Meggs のクライアントはちゃんと distributed.net の ftp サイトに置いてあった公式なものです。MacOS 用クライアントを 使っている人は、バージョンを確認してから最新版に入れ替えてください。
時間がないのでとりいそぎ。今日中にもうちょい詳しく書きます。 まちがえちゃってごめんなさい。
というわけで続き:
問題がおこるのは、PowerPC と 68k 両方の MacOSクライアント バージョン 2.6405 だけです。2.6403 までの MacOS クライアントも問題がでる 可能性があるようです。それ以外のクライアントにはまったく問題ありません。クライアントは、調査したブロックの 2% ぐらいを insect@antennahead.com という email アドレスで報告してしまいます。この 2% ちょっとというのは 広く薄い被害なので、手間対効果を考えて、 stats のランキングを直すことはしないそうです。
詳しくは: MacOS Meggs Client Security Advisory や [insect@antennahead.com: MacOS RC5 bug Q&A] を読んでください。このさい、 lists.distributed.net にあるメイリングリストに入っとくのもいいかもしれませんね。
しかし、この Andrew Meggs という人は、x86 以外の DES ドライバを書いた人で、僕には偉いんだかズルいんだか判断できませんね (ごまかしていたのはズルいんですけど)。
1998年7月 7日: MacOS 非公式クライアントへの警告です。
Andrew Meggs が作った MacOS 用 RC5 クライアント v2.6405、 1998.4.21 にリリースされたものが、 異常な動作をするようです。具体的には、 自分が調べたブロックの 2% から 5% ほどを、 クライアント作者の email アドレスで報告してしまいます。
Andrew Meggs の MacOS RC5 クライアントを使っている人がいれば、 すぐに、distributed.net 公式のクライアントに入れ替えてください。 いちおー、公式クライアントにリンク: rc5des-macos-68000.sit.hqx、 rc5des-macos-68020.sit.hqx、 rc5des-macos-ppc-mt.sit.hqx、 rc5des-macos-ppc.sit.hqx。
distributed.net のクライアントを使っているなら、 上の話は関係ないです。ここのページからリンクしているのは 全部 distributed.net 公式クライアント/ページなので、 これを読んでインストールした人はまったく問題ありません。
ま、念のためです。distributed.net ドメイン以外に置いてある クライアントは使わないようにしましょう。
それにしても、もう七夕なんですね〜 (本文とはぜんぜん関係なし)。
1998年7月 2日: DES-II コンテスト終了から 7ヶ月たって、今月 13日 9:00 PST (日本時間 14日 1:00AM) から DES-II-2 コンテストが始まります。
DES-II-2 の賞金も前回とおなじ 10,000 ドルなんですが、タイムリミットが 縮まったので難しくなっています。
- 〜 10日 10,000 ドル
- 〜 20日 5,000 ドル
- 〜 30日 1,000 ドル
- 30日〜 賞金なし
上のように、最大 30日で解かなければなりません。 前回のタイムリミットは 67.5日だったことを考えると、難しいっす。
コンテストの具体的な内容は、RSA が 14日に DES 暗号で暗号化したメッセージを発表するので、それを解けば 勝ちというものです。たとえば暗号化メッセージは 16進数で:
09 86 1f 2d 37 36 d5 f1 88 e0 b5 4c d3 2c 12 e3
ee 0f 89 7e 00 12 e7 40 df c2 81 a1 df 6d 29 3d
c5 af e1 9c 4a 08 ce 49 f2 21 95 4d de 17 5c 1b
8c d9 d8 20 24 6b b4 89
(ちなみに、これは前回の問題 (過去問?) です)。のようになっています。RSA が設定した答えは "The unknown message is: " から始まる文字列なので、この文字が出てくるまで 2^56 (だいたい 7京) 個の鍵をみんなで片っ端から調べていくことになります。
詳細は DES Challenge II Home Page からたどってください。v2.7100 が出ています。かなり大幅に改良されています:
DES-II-2 コンテストに入るまえ (14日まで) に、なるべく早く v2.7100 に 入れ替えてください。それだけでかなり速度が上がりますよ。 バッファのフォーマットは同じなので、rc5des を入れ替えるだけで動きます。
- コンテスト切り替えが自動になりました。RC5 と DES の切り替えを いちいち手でしなくても済みます。またこれは、DES-II-2 コンテストが 始まった瞬間に参加できることにもなります。
- DES を解くコアが改良されています。これは僕も試してみたところ、 かなり速くなってました。大きな進歩だと思いますね。
- 設定メニューが改良されています。なんだか階層構造になっていて、 分かりやすくなっているんですが、僕としてはドキュメント書き直すのが 面倒で困ったちゃんです ^^;。
- Firemode オプションが無くなりました。代わりは uuehttpmode がします。 このため、Firemode オプションでファイアウォール越えの設定をしていた 人は設定しなおす必要があります。といっても簡単ですけど。
- などなど
とりあえず、rc5des412a-linux-x86-mt.tar.gz、 rc5des412-win32-gui.exe にリンクを張っておきます。これ以外の OS/CPU の 人は Client Autoselector からゲットするとラクだと思います。
v2.7100 クライアントは、以前の Personal Proxy に対しては動きません。 http://www.distributed.net/proxies.html からゲットして アップグレードしてください。利用していない人には関係ないです。
ところでランキングのほうは、伸びず落ちずで、とくに変化ないですねえ。 昨日は 3位でした。 World Cup 一次リーグ敗退で行き場のなくなったナショナリズムをぶつけるために 参加してくれるとか、ないのかな〜 ^^;。
1998年6月 20日: 日本のチームのページに Team Ra-Net を、 関連ページに 分解工房 を加えました。
このごろ「リンクしてほしい」というメールが妙に来るような気がするんですが、 雑誌などで紹介されたりしたんでしょうかね? もちろんリンク歓迎です:-) 。そ・れ・か・ら、われわれ JLUG チームが FreeBSD 友の会 といい勝負になってきてますね。 昨日の段階 では微妙に勝っていたりして、素直にうれしい。 でも 3位以下のチームも妙に速くなっているような気が...。
ちなみに、このページは http://www.linux.or.jp/~rc5/index-j.html から http://www.linux.or.jp/rc5/index-j.html (~ がとれた) に移動しました。
古い方をアクセスすると自動的に新しい方に飛ぶようになっているので あまり関係ないんですが、まあ、正式な位置は /rc5/ だということです。今日は Tokyo Linux Fairなんですよね。あ〜、行きたいなあ。 しかし予定が....。なかなか大きな規模だそうで、 予定の許すかたは行ってみるとどうでしょう。@東京電機大学です。 詳しくは Tokyo Linux Fair のページ をば。
1998年6月 18日: Team RimArts UsersGroup を 日本のチームに加えました。
ベータなクライアントはどんどん増えているんですが、 ベータはベータなのでリンクしません。直接 http://www.distributed.net/betatest.html を見てください。
ベータ版クライアントはちょっと速くなっていたりするので、 速度狂にはお勧めですね。設定メニューも変わってたりします。このページの背景が黒というのに飽きてきたので変更してみようかと思ったら、 それだけじゃなく全体的に構成を変えたくなってきて、結局 なにも手をつけてないです ;-)。
そのうち手をつけよう。そのうち...。期待しないで待っててください。 中身はほとんど変えないつもりですから。
1998年6月 9日: http://www.distributed.net/betatest.html にあるベータテストなクライアントが増えてますね。
どうやら微妙に速いみたいです。それに、 一緒にアーカイブされている英語のドキュメントが充実しています。
1998年6月2日: クライアントのベータ版が www.distributed.net/betatest.html で公開されています:
が変更点だそうです。
- New -config menus
- New log format
- PercentBar changed
- X86Ident replacing core benchmarking on X86 clients
- New DES Bitslice code using Mathew Kwan's S-boxes for RISC clients
- Working Amiga PPC client
- New Arm Clients
- OS390 Client
- New PARisc RC5 core
- fixed http proxy
-config のメニューが階層化されていたりして、 見ためにもだいぶ変化していますね。
数日後には正式リリースされるはずです。
rc5des397-openbsd-sparc-static.tar.gz がリリースされてます。
1998年5月29日: 新クライアント: rc5des403b-netware-x86-unified.zip、 rc5des403-os390-nomt.tar.gz。
rc5des403b-netware-x86-unified.zip は、'b' なしバージョンのバグ修正版です。 NetWare 4.x の遅いマシンで、 CPU 時間を食い尽してしまう問題に対応してるそうです。どうやら、JLUG チームの下降傾向は止まったみたいですよ。 逆に、微妙に上昇しているようにも見えます。このまま伸びつづけられるか、 それとも元の水準に戻ってからまた一定になるかは分かりませんが、まあ、 いま上昇してるっぽいだけでうれしいですね。 くわしくはグラフなどを。
1998年5月23日: 新クライアント: rc5des403-os2-x86-cli.zip、 rc5des405-hpux9-hppa.tar.gz、 rc5des-netware-x86-7020-403-unified.zip。
この NetWare 版は、シングルプロセッサ版とマルチプロセッサ版の 統合バージョンだそうです。どっちにでも使えると。したで「発見者は賞金 $1,000 もらえるぞ」と書いたら、 友達に「はしたない」と言われたけど、はしたないかなあ。 勧誘するのに使えるなら、それでいいじゃん。 当たる確立はサマージャンボ以下なんだろうけど :-)。
1998年5月23日: 18 京個の鍵を調べおえて、とうとう RC5-64 の 1% 終了 :-)。 嗚呼、おもえばこの 1% は長かった。そしてこれからの 99% はもっと長い.....。
この調子じゃ 100年かかっちまうんじゃないのか、なんて言われそうだけど、 全体のキーレートは伸び続けているのであと 5年ぐらいじゃないですかね。 ま、いつでも参加できるし抜けれるし、先は見ないということで... :-)。
それから、 Internet Watch に RC5-64 の記事 がのってます。Team MAGI の Oliver さんが書いたので必然的に JLUG チームへの勧誘になっています。参加してない人は、 これを読んで参加してみてはいかが?
昨日一日分での順位 を見ればわかるように、まだ Team Warped (OS/2) と抜きつ抜かれつの攻防をくりかえしてます。どちらもなかなかふり切れない (こっちがふり切られちゃ困りますが)。なんとか引き離したいところ。
そういえば、まいかい参加者を求めているわりに、 この殺し文句を今まで書いてきませんでしたね。 発見者は賞金 $1,000 もらえるぞ。
1998年5月19日: 1週間以上まえにクライアントが出ていたので、いちおう書いときます。
rc5des403-linux-arm-cli.zip、 rc5des403-netbsd-arm-cli.zip、 rc5des403-riscos-arm-cli.zip、 rc5des403-hpux10-hppa.tar.gz、 rc5des403a-solaris-sparc-cli.tar.gz、 rc5des405-hpux10-hppa.tar.gzです。rc5stats.distributed.netの機能が どんどん増えてますね。 昨日一日分での順位 や 通算での順位 では、昨日の順位と比較できるようになってます。
で、 昨日一日分での順位 を見てみると、 Team Warped (OS/2) に抜かれてまっせ。JLUG チームは、長期的に見て微妙に減速しているというか、 ゴールデンウィークの落ち込みから復活していないというか、 とにかくちょっとレートが下ってきてます。う〜ん、 どうすりゃいいんだろ。
単純にはマシンを増やすとか CPU を換えるとかが解決法なんですけどね。 ふつうそんなにお金が余っていないので、やはり勧誘がいちばん効果あり。 どうにか仲間を釣ってみてくれませんか?ちなみに、CPU を換えるなら、K5 や K6 よりも 6x86MX が RC5 の速度的にお勧めのようです。 僕は Pentium 100 なので 6x86MX-PR233 が欲しい。 1万円ちょっとなんだけど、されど 1万円...。
1998年5月5日: 4月30日に書いたネタの訂正。座談会があったのは OS/2 magazine ではなく OS/2 World でした。Team OS/2 Japan の藤井さんが教えてくれました。 どうもです :-)。
その藤井さんも、OS/2 ユーザ & ユーザ予備軍が Free な Unix へ流れていったのが実感としてあるそうです。 起死回生の一発は、Netscape みたいに、OS/2 を Free & Open source 化するしかないと思いますけど、今までの IBM の「実績」から見ると、無理でしょうね。
本日は以上。OS/2 に興味ない人はごめんなさい。 たんにメールもらえたのが嬉しくて。
と書いたけど、新クライアントが出たので更新。rc5des403-irix6-mips-cli.tar.gz、 rc5des403-linux-m68k-nomt.tar.gz、 rc5des403-linux-sparc-cli.tar.gz、 rc5des403-linux-x86aout-nomt.tar.gz、 rc5des403-solaris-sparc-cli.tar.gz。
Linux x86 用がありますが、これは aout 用なので、 かなり古いディストリビューションを使っていないかぎり不要です。
1998年5月4日: 新クライアントです。
rc5des403-dos-x86-cli.zip、 rc5des403-linux-x86-mt.tar.gz、 rc5des403-linux-x86-nomt.tar.gz、 rc5des403-solaris-x86-cli.tar.gz、 rc5des403-win32-x86-cli.zip、 rc5des403-win95-x86-hidden.zip。
ふつーの Linux ユーザは、 rc5des403-linux-x86-mt.tar.gz を取っていってください。インストールには、まず、動作中のクライアントを kill <プロセスID> で殺してから、新しい rc5des に置き換えてください。
Ver. 2.7020.403 への変更点は:
だそうです。"Faster generic rc5 core" とか言ってるだけに、 速くなっているようです。 rc5des -benchmark とやって僕の手元で試したところでも、ごく微妙に速く (139992 keys/sec → 140108 keys/sec) なっていました。 ほとんど誤差の範囲ですけどね。 DES では、471387 keys/sec → 503348 keys/sec と、 だいぶ速くなっていました。
- Fixed starting of NT service from command line
- Fixed DOS buffer problems
- Fixed bug in -offlinemode, when ini file doesn't know that DES is over.
- Improved x86 chip identification
- Faster generic des core
- Fixed final buffer flush when using "nodisk" mode.
- Faster generic rc5 core
- Added "-forcefetch"/"-forceflush". These deal with corrupted buffer entries much better.
これは代える価値がありそうです。 もちろん、速さは環境によってまったく違ってくるので、 運が悪ければ遅くなるかもしれませんけど。
ちなみに、Windows CE 用クライアントの開発がすすんでるみたいです。 なんでもアリですな。そのつぎは Playstation かな? :-)
1998年4月30日: 東北大学のチーム Team Tohoku UNIV. Japanを 日本のチームに加えました。
関連ページに Japan Gateway2000 Users Teamメンバー k.田崎さんのページ を加えました。
新クライアントが出てますね。
rc5des402-riscos-arm-cli.zip、 rc5des402-beos-ppc-cli.zip、 rc5des402-beos-x86-cli.zip、 rc56405-macos-fat-fba.sit.hqx、 rc56405-macos-fat-gui.sit.hqx。代理鍵サーバ (proxyper) も出てます。 rc5desproxyper-277-osf-alpha.tar.gz
それにしても、BeOS for x86 のクライアントなどもすでにあるんですねえ。
じつは僕、BeOS for x86 の発売前日である 3月 31日にぐうぜん秋葉原にいて、 ぷらっとホーム で先行販売しているのを見てきました。
なんだかカウンタ周辺に 10人弱がたむろっていて、 これは何事だとたずねてみると、BeOS for Intel のパッケージが届くのを 待っているとのこと。 札幌だか沖縄だかから買いにきたという人もいたみたいです。 僕は買うつもりがなかったんですが、 楽しそうなので見物させてもらうことにして、1時間ほど一緒に待っていました。
ついにパッケージが到着するとカウンタに列ができて、 届いた 100 箱のほとんどがあっという間になくなってました。 Windows 95 発売時を彷彿させられましたね。すごい熱気でしたよ。 記念撮影にも写っちゃって、待っている甲斐がありました。 いや〜、今 BeOS は熱い (たぶん)。
ぼくは Linux ラブラブなので BeOS がなくても困らないんだけど、 4800 円なら買ってました。あぶないところだった...。(ちなみに、 9800円 (発売記念価格) で売ってました。)それから、、、FreeBSD 友の会といい勝負をしてる間に Team Warped (OS/2) が迫ってきてます。 昨日の順位 だけで見るとわずか 20000ブロック差まで追われていてこりゃ危険。 新年度ということで新しい環境に移ったかたは、この際ぜひ、 勧誘 & 稼働させてみてください。
そういえば OS/2 も、山口智子が CM に出てたころは心引かれた OS だったなあ...。DOS がペンギンで、Windows がクマで、山口智子が OS/2 だったような。Linux もペンギンなんすけどね。 とくとくパックは金さえあれば買いたかった。
あ、OS/2 World (←OS/2 magazine と書いていたのを訂正) の座談会に RC5 ネタが出てきたのも知ってます ;-)。 OS/2 はちゃんとまだ生きてますね。あまり元気さを感じないけど。 たぶん IBM のふがいなさのせいで、OS/2 ユーザ予備軍の多くは Linux や FreeBSD に移っちゃったんだと思ってます。ぼくもその一人か...。
1998年4月20日: とうとう国内に full proxy が開設 ! "Welcome to the Japan key proxy." と言ってくれるのが、う〜ん快感 :-)
starfighter.interq.or.jp です。 これと同時に jp.v27.distributed.net もできたようです。これは複数台で 1つのアドレスになっていて starfighter.interq.or.jp も含んでいるので、こっちのほうがいいでしょう。 jp.v27.distributed.netを使うように設定してみてください。 その他の full proxy のリストはこちら。
それから 1〜2週間は出ないと言っていたクライアントですが、 たくさん出てますねえ。
rc5des396-alpha-osf.tar.gz、 rc5des400-next-hppa.tar.gz、 rc5des400-next-m68k.tar.gz、 rc5des400-next-sparc.tar.gz、 rc5des400-next-x86.tar.gz、 rc5des401-riscos-arm-cli.zip、 rc5des401-linux-ppc.tar.gz、 rc5des402-dos-x86-cli.zip、 rc5des402-winnt-x86-service.zip、 rc5des402-win95-x86-hidden.zip、 rc5des402-win32-x86-cli.zip、 rc5des402-solaris-sparc.tar.gz
毎度ながら情報おそいです。最新版はやはり distributed.net の clients.html を参照あれ。
1998年4月16日: お久しぶりです :-) 以下 4点。
関連ページに、ワークス吉田さんの Research RC5-64 を追加しました。技術情報を中心に構成しているページです。楽しいっす。
アセンブラをほげほげとか、キーレートを稼ぐにはもがもがとか、RC5-64 傾向と対策とか、そういういろんな話題があります。クライアント最新版は、1〜2週間は出ません。Ver 2.7100 の準備のために、 コードを凍結しているためです。そのぶん安定したクライアントが そのうち登場するんでしょう。
一日分のレート では、JLUG チームがFreeBSD 友の会 を抜いていますね。
10000 ブロック差とギリギリなんですが、このまま 1年もすれば、総合で 2位に浮上かな? :-) いやしかし、FreeBSD 友の会がスローダウンしてるんですね。下の「distributed.net が、日本国内に full proxy を設置したいそうです」 という話題は、まったく反応ありません。うーむ。T1 以上の線をもっている & 協力できる、という方いませんか?
1998年4月7日: distributed.net が、日本国内に full proxy を設置したいそうです。 太い回線を持っている人がいれば協力してあげてください。
チームのリンクに、横浜市立大学パソコン部のチーム Team CLiP at YCU を加えました。
1998年4月3日: Windows 95/NT の GUI な新バージョンです。
主な変更点は、CLI バージョンにあった利点が取り入れられたこと、 インストーラが代わったこと、キーレートをグラフで表示できること、 などです。 rc5des400-win32-gui.exeです。
1998年3月26日: 新クライアントです。 FreeBSD、 Linux x86、 SCO5 x86 があります。
変更点は、K6 の core が新しくなったのと、Alpha の RC5 core が改良されたことです。ただ K6 は、Unix では速くなったけど、 Windows や OS/2 ではそうではないということです。
1998年3月24日: ZDNet - 暗号化技術の規制についてFBIが軟化の姿勢 とか、 ZDNet - 規制に挑戦するPGP暗号化ソフト オランダ経由で米国外での販売開始 などを読むに、暗号輸出規制の穴がどんどん広がってきてるようです。
PGP輸出の経緯を読むと笑っちゃいますね。 ディスクに書きこんだソースコードは輸出禁止だけど、 書籍に印刷した形ならば輸出可能になる -- 表現の自由があるから -- だなんて……。「ディスク」と「インク」に、どれだけ違いがあるんでしょ?
まあ日本も、あまり笑ってられない方へ進んでるような気もしますが……。
1998年3月18日: Windows と OS/2 に新クライアントが出ています。これは、15 日に書いた flush しないバグが直っています。 DOS、 Win 95/NT CLI、 Win 95 hidden、 Win NT service、 OS/2 CLI。
stats に新機能が登場したようですね。グラフが表示されます。
1998年3月15日: Yahoo!JAPAN に、 RSAシークレットキーチャレンジ というディレクトリが新設されました。 Team MAGI の申請が通ったそうです。さっそくここも登録申請してみました。
2、3 日前に出た v2.7015 のクライアント、ファイル名 rc5des397-beos-x86-cli.zip、 rc5des398-dos-x86-cli.zip、 rc5des398-os2-x86-cli.zip、 rc5des398-win32-x86-cli.zip、 rc5des398-win95-x86-hidden.zip、 rc5des398-winnt-x86-service.zip には、処理済みのブロック数を常に 0 と勘違いしてしまうバグがあります。 このバグのせいで、 いつまでまってもクライアントがブロックを送り返してくれなくなって、 stats でのレートが一時的に落ちます。
しかし単に送り返さないだけで、処理したブロックはきちんと buff-out.rc5 に溜っていますから、そのまま次のバージョンが出るのを待って、 それを入れれば大丈夫です。 または、一つ前のバージョンに入れ替えるといいでしょう。
上に挙げた以外のクライアントにはこのバグは存在しません。
1998年3月14日: DAMMER'S FACTORY を リンク仲間のページに加えました。 ほかのチームとも、できるなら相互リンクしたいと思ってます。 もちろん、このページには勝手にリンクしてかまいません。
なんと 昨日のレート だけでは、JLUG チームが FreeBSD 友の会 を抜いて、 2位になりました。JLUG チームが 371957 ブロック、FreeBSD 友の会が 360912 ブロックと、わずかその差 10000 ブロックほどですが。
地道な努力が実って、とうとう 2位の実力を身につけたんでしょうか。 それとも FreeBSD 友の会が単にこのごろ調子が悪いだけで、 そのうち復活するんでしょうか? とにかくこのまま、2位を続けたいなぁ。
1998年3月13日: Team-TUT をリンク仲間に加えました。まだまだ募集中です。
NT Service 版や DOS 版などがバージョンアップしています。ちなみに、 最新のクライアントは ftp://ftp.distributed.net/pub/dcti/current-client/ に同じファイル名でリンクされているので、 ここから取ってくると常に最新です。
ところで △橘研究所 を見たら、僕が飲み会に誘われてるじゃないですか。知らなかった……。 だれか、チーム・コーディネーター用のメイリングリストとか開いてくれませんか? 公式なチャンネルから飲み会に誘えるように :-)。
1998年3月11日: 日本のチーム から、 Team Winbiff にリンクしました。 今のところ 17チームにリンクしています。 そこにないチームの方々、相互リンク張りましょう。
チーム ID、チーム紹介、チームのページの URL を <rc5@linux.or.jp> までメールしてくだされば、すぐリンクします。お待ちしてます :-)
1998年3月10日: またまたサボっていてすみません。かなり忙しかったもので、 更新できていませんでした。決して捨て捨てにするつもりはないので、 ちょびちょび更新します。
# 結局、毎日更新は大嘘でした。ごめんなさい。stats が復活しています。 もう DES ではなく、RC5 の結果を表示していますね。JLUG チームは 3位。 あいかわらず Team EvangeLista がカッ飛ばしていて、1位です。
ちなみに、このページのデザインがダサくなりました。その分 どんなブラウザでも見やすくなったので、まぁいいです。考えようによっては、 そのほうがカッコいい :-)
1998年2月28日: 27 日に書いた、Linux や FreeBSD のクライアントが不安定になるというバグが直ったバージョンが出ています。
いまのところ Linux 版 しかありません。
バージョンアップするには、 rc5des の動作中のプロセスを殺してから、 今までの rc5des ファイルを新しいものに単に置き換えてください。
何日か以内には FreeBSD 版なども出るはずです。 バージョンの最後に b がついているものがバグ無し版なので、 しばらくしてからチェックしてみてください。
1998年2月28日: distributed.net で、DES-II コンテストの最終結果が見れます。 われわれ JLUG チームは、4016930 ブロックを調べて堂々の第 3 位! JFUG は 5993854 ブロックで 2位。そして 1位は、新参の BitBucket DES Team で 6985273 ブロックでした。
JLUG と JFUG との差はだいたい 1.5倍で、一時期よりは縮まっているようです。 このまま伸びれば楽しいですね :-)
25 日の続きで、もうちょっと「マシ」な暗号の話をば。
「文字をずらしてごまかす」暗号で、これまた単純です。 「ずらす」のでシフト暗号といいます。この暗号では、「あ→い」「い→う」 「う→え」「え→お」「お→か」……「を→ん」「ん→あ」 なんていうように、文字を置き換えていきます。元の文が「かねおくれ」なら、 暗号文は「きのかけろ」になりますな。
しかしこれでは元の文が一発でバレてしまうので、何段もずらして複雑にします。 「あ→う」「い→え」「う→お」「え→か」……「を→あ」「ん→い」とか、 「あ→し」「い→す」「う→せ」……「を→こ」「ん→さ」という感じですね。
なのでこの場合、暗号方式は「文字をずらしてごまかす」で、鍵は 「ずらした段数」になります。鍵を「3」だとしたら、「あいしてる」は 「えおそにわ」になるので、鍵を知らない人には分からなくなって、 こりゃ一見安全です(なんのこっちゃ :-) )。
しかし、シフト暗号は安全ではありません。だって鍵のパターンは 50個ちょっとしかないために全部の鍵を試すことができてしまって、 そのうちどれかは正しい鍵なので結局バレてしまいます。 というわけでシフト暗号も、こんな総当たり攻撃であっさり破れてしまいます。
そこでもうすこしマシな暗号は……、と思ったけどまた眠いのでやめます。 ではまた明日。
1998年2月27日: RC5 に戻ったら、Linux や FreeBSD のクライアントが不安定になった というケースがあるようです。
原因究明中なので、とりあえず Linux なら rc56403-320-linux-x86-mt.tar.gz を、FreeBSD なら rc56403-295-freebsd2-nonmt-static.tar.gz を使ってしのいでくれとのことです。
1998年2月26日: DES が終わったところで、 http://www.distributed.net/des/nugget.txt が面白いです。これによると、22,393台のPentium II 333 相当の計算能力、 Pentium 166 で言うと 41,712台相当を注ぎんで、 もし鍵 1個が 1ペニーなら 256728249 台の Jeep チェロキーを毎日買えるだけのペースで調べていって、72,057,594,037,927,936 個中 63,686,000,000,000,000 個の鍵を試したところで、やっと February 23, 1998 at 02:26 PST に鍵が見つかったんだそうです。
そうなのか……。そんなにチェロキーいらないなぁ :) 乗れないぞ。
膨大なマシンが参加したっていうことは了解いたしましたです。僕もその 1台だぁ。DES-II が終わったといっても、 クライアントの設定はいじらなくて大丈夫です。 RC5 と DES の両方に対応してるので、 そのままほっとけば自動的に RC5 に切り替ります。
それにしても、どこのチームが発見したんでしょうね。
1998年2月25日: やったー。
DES の鍵が見つかったようです。 www.distributed.net/des/ にも、We Found the DES-II key! と書いてます。だれが見つけたのかは、 続報を待て!
というのはウソで、 www.distributed.net/des/ などを見ていただくのが早いでしょう。まだ載ってませんが。 もちろん、ここでもいちおう載せます。とりあえず速報まで。
発見者はもしかしたらあなたかも :)
1998年2月25日: 25 日の日付になってますが、これを置いたのは 24日の午後 11時ぐらいです。だって、 昨日の日付のページを毎日見るのって嫌じゃないですか。 まだちゃんと毎日更新してます :)
ちなみに、このページは全て手で書いているので、 タグや文字コードが変になっていたりしたら僕の責任です。 躊躇せずどうぞ教えてください。 それから、ページの確認は lynx か w3 でしかやってないので、 Netscape Navigator や Internet Explorer などで変に見えたらこれまた教えてください (別に lynx にこだわりがあるんじゃなくて、そういう環境なだけです)。
調査済み鍵空間がもう 88% に達していますね。 よっぽど運が悪いとしか言いようがありませんねぇ。こうなると、 ネタが尽きてしょうーがないです。
このクライアントが実際に何をしてるかピンと来ない方がいるようですが、 それは多分、暗号というもの自体がよく分かっていないのではと思います。 では、本日はそこの説明をば。
暗号化というのは、 知らない人が見ても内容が分かないようにしてしまうことです。 暗号文「きががょうがはががはれがだ」があります。 これの元の文が分かりますか? 解読するには、 どうやって暗号化したのかというのが分かっていて、 さらに鍵を持ってなければいけません。
これはオモチャみたいな暗号で、適当な文字を埋めこんで、 元の文をごまかしただけです。「きががょうがはががはれがだ」から「が」 の文字を取り除いてください。「きょうははれだ」が元の文です。
なのでこの場合、暗号方式は「適当な文字を埋めこんでごまかす」で、鍵は「が」 です。鍵を「は」だとしたら、「きががょうがががれがだ」なんていう 意味不明な文しか出てきませんからね。でも、見てのとおりこの暗号は弱いです。 だって「あ」から「ん」まで鍵を試せば、元の文が見えちゃうじゃないですか。 総当たり攻撃すれば、あっという間です。
なんでこんな暗号のことを書いたのかというと、 子供のころに読んだ学研か何かに載ってたんですよねぇ。 迷路の分かれ道に「みたたぎたにすたたすため」なんて書いてあって、 横にタヌキの絵がある....。おいおい、これはやっぱり「タ抜き」 なのか? :)
もうちょっとマシな暗号についてさらに書こうと思ったけど、 もう眠いのでやめます。ではまた明日。
1998年2月23日: 10 日も更新をサボっておりました。ご迷惑おかけしました。 いや、理由はあって、マシンの構成が完全に変わったり ハードドライブの中身を全部ブチ消したりして、 激動の 10日間だったのですが、まあいいです。 悪いことはすべて忘れました。それにしてもテープストリーマが欲しい……。
△橘研究所などを見るに、 RC5/DES 関連のページはみなさんよく更新しているので、 ちょっと僕も頻繁にしてみようと思います。とりあえずの目標は、 アクセスカウンタが 100000 をこえるまで毎日更新。できるかなぁ。
今日が一日目なわけですが、お題はこれです。 「今こそ参加する時だ」。これはなぜかというと、 鍵は残り 15% ほどしかなくて、5日以内には見つかりそうです。 そして、賞金が $500 もらえる。これは、 見つけた個人に貰えます。すなわち 5日間の参加だけで賞金がもらえるチャンスがあります。こいつはお得 :)
個人にも賞金が貰えるようになってから、はっきり言って 勧誘がしやすくなりました。 いや、 まじめな目的が欲しい人はこっちを参照してください :-)
1998年2月14日: 13日の stats では、残りの鍵空間が全体の 46.836%、 調べた空間が13日一日で 3.0053% なので、相当運が悪くないかぎり $5,000 もらえそうです。微妙に加速し続けているので、 期限の 28日までには恐らく全ての鍵を検索し終っていると思います。
そろそろかと思うと、なんだかワクワクしてきます :)
# 50% 過ぎても見つからないのは運が悪いんですが。
BitBucket's DES Team FAQ なるものを BitBucket が公開しています。
てっきり「やっと犯行声明だしたのか」と思ったのですが、 これは自身の潔白を訴えているようです。 しかしプライバシーを重視しているとのことで、結局、正体不明ですね。
この FAQ の 6番目でおちょくられてる気が... :)
1998年2月9日: なんと BitBucket DES Team に抜かれてしまいました。 それまでの経過は 順位をグラフで見る を見れば分かるように、異常な追い上げです。 いまいち正体不明なチームですし。
なんだか US の鍵サーバが混んでいるそうで、マレーシアにある サーバを使えとメールが来ました。アドレスは asia.v27.distributed.net です。変更したい方は、クライアントの詳細設定 を参照してください。
1998年2月8日: 新クライアントです。ここのページは不定期更新なので、なるべく distributed.net のクライアント のページを見てください。バージョンアップが多すぎて、ついてられません。
Linux x86 mt、 Linux x86 nomt、 Mono/Mk Linux、 AIX3.2 Power、 AIX3.2 PPC 601、 AIX4.1 Power、 AIX4.1 PPC 601、 AIX4.1 PPC 604、 OSF Alpha 21064, 21064A, 21066, 21068、 OSF Alpha 21164
Linux はなるべく Linux x86 mt の方を使ってください。こちらの方は、 鍵サーバと通信している間にも解いてくれます。 Linux x86 nomt は、その間停止します。じゃ nomt 版って何のためにあるんでしょ?
1998年2月6日: お約束の22.5 日目が来てしまいました。まだ鍵は見つかっていません。
これで、賞金総額が 半額の $5,000になります。 もらった場合の内訳は同じで、寄付に6割 - $3,000、 distributed.netに 2割 - $1,000、発見者のチームに 1割 - $500、 発見者本人に 1割 - $500です。
次のタイムリミットは、発表より 45日後、すなわち日本時間 2月 28日 午前 2時。 これを過ぎると賞金総額は $1,000 になります。 22 日目で 18% ほどしか調べていないので、今から加速しないと、 運が悪ければ $1,000 もありえます。 さすがにコンテスト打ち切りまでには見つかるとは思いますが、 なんとか 45日目までには探しましょう。
1998年2月3日: クライアントがバージョンアップしています (なんかこればっかり……)。
Win 95/NT CLI、 Win95 hidden、 DOS、 Linux x86 mt、 Linux x86 non-mt、 MkLinux/Linux PowerPC、 PowerMac、 Mac 68000 only、 Mac 68020+、 OS/2 CLI、 OS/2 GUI、 FreeBSD mt static、 FreeBSD nonmt static、 AIX 421 PowerPC、 BeOS PowerPC、 IRIX 5 MIPS、 Netware x86 non-SMP、 Netware x86 SMP、 Solaris 2.5.x、 SunOS 4.1.4、 AIX RS6000 Power with SOCKS、 AIX RS6000 PowerPC、 AIX RS6000 PowerPC with SOCKS、 AIX4 RS6000 Power、 BeOS PowerPC CLI、 DOS CLI、 HPUX 10.x HPPA bitslice meggs2、 HPUX 9.x HPPA bitslice mesgg2、 IRIX 5 MIPS、 DEC UNIX bitslice meggs2、 Solaris 2.5.x。 と単に列挙しました。
Linux のクライアントは、なるべく multi-thread 版 (Linux x86 mt) を使ってください。 CPU 数を設定する項目が増えますが、ふつうは 1です。
インストールは、動いている rc5des のプロセスを殺してから、 rc5des ファイルを新しい rc5des に単に置きかえてください。
クライアントの最新版を求めるひとは、ここのページではなく、 distributed.netのリストを見てください。
1998年1月28日: クライアントのバージョンアップです。 PowerMac、 Sparc Solaris、 RiscOS、 Win 95/NT cli、 Win 95 hidden、Linux用はありません。
DESII での賞金分配は、6割が寄付、distributed.netが 2割、 発見者のチームが 1割、発見者本人が 1割(!)です。
# distributed.net が "1割"と書いていましたが、間違いです。
# それじゃ、全部足しても 9割にしかならない ...
どこにも所属していないと発見者が 2割もらえますが、 それじゃつまらんでしょう。くじみたいなものだし、半分くらい寄付してもね。
1998年1月24日: 宣伝を兼ねて、JLUGチームの登場した雑誌をまとめてみました。
SoftwareDesign、LinuxJapan Vol.6(2月号)、 ドクター・ドブズ・ジャーナル日本版2月号 暗号特集、月刊ASCII Load test、 DOS/V Magazine の Linux登竜門などで取りあげられているようです。
朝日新聞は科学面でRC5-56 (前のコンテスト)のことを取り上げていましたが、 RC5-64 での JLUG チームには一言もふれていません。もう一方の雄、FreeBSD 友の会チーム (Japan FreeBSD Users Group) を 主体の記事で JLUG チームにも触れているものを合わせれば、 もっとたくさんになると思います。
1998年1月23日: いつのまにやら version 2.7006.388 クライアントが出ています。
Linux (シングルプロセッサ)、 Linux (マルチプロセッサ)、 BeOS、 DOS、 OS/2 CUI、 OS/2 GUI、 OSF-Alpha、 Windows 95/NT GUI、 Windows 95/NT CUI、 Windows 95/NT hidden があります。Linux版のインストールは、rc5des のプロセスを殺したあとに、 古い rc5des を新しいバージョンに単に置きかえてください。
1998年1月19日: RC5 や DESII の順位のグラフがあります。
トップチームの戦歴 :) が一目瞭然でうれしいです。 が、参加当時のうなぎ登りの時のデータが残っていないので、 そこが不完全になってます。昔の stats のデータを持っているひとはどうぞ連絡を。
1998年1月17日: いつのまにやらstats がDESIIの順位を表示していますね。
JLUGチームは2位です。 Mac用のDESIIクライアントがまだないので、Team Evangelista が 本領発揮できないんでしょう。なにはともあれ1位アップ ;)
1998年1月15日: クライアントが頻繁にバージョンアップされています。
Linux nonmt (シングルプロセッサ)クライアント、 Linux mt(マルチプロセッサ)クライアント、 Windows クライアント がそれぞれバージョン2.7001.383になっています。
ほかの OS/システム も新しくなっていますので、 distributed.netのクライアントのページ を見てみてください。現在のクライアントはちょっと虫っぽいので、こまめに入れかえたほうが いいでしょう。
1998年1月14日: とうとうクライアントが出ました! Linuxシングルプロセッサ、 Linuxマルチプロセッサ、 Windows用、それ以外のOSは distributed.netのクライアントのページ を参照してください。 もうDESII始まっているのでいそいで入れかえましょう!
クライアントの設定はいくつか項目が増えてますが、RC5のときとほぼ同じです。 いちおうクライアントの設定を更新しました。 ミスがあれば教えてください。
1998年1月12日: "Clients and proxies will be avaialable monday." だそうで、 今日か明日までに、クライアントがとうとうリリースされます(って、日本では もうmondayなんですけど)。
14日にコンテスト開始のため、初日から参加するには1日しか猶予がありません。 早く解けなければ解読する意味がないので、 できるだけそっこーで入れかえるといいです。 代理鍵サーバを使っているひとは、それも入れかえる必要があります。
続報は、 distributed.netのクライアントのページ を見ると早いでしょう。もちろん、このページでもなるべく早く アナウンスします。
では頑張って22.5日以内にDESをやぶりましょう! :)
1998年1月9日: あけましておめでとうございます。新クライアント出ませんね〜。
DESII開始(日本時間だと14日午前2時)に間に合わなければ困っちゃいますけど、 とりあえず待つしかなさそうです。