Linux 向けのフォント関連パッケージはいろいろあります。必須のプログラムも少なくありません。
chkfontpath:xfs の設定ファイルを編集するユーティリティ。
DTM(Definitive Type Manager):フォント全般の管理を担うツール。これは開発版。
fontinst:LaTeX 関連のパッケージで、Type1 フォントを LaTeX にインストールする際の手間を省くプログラム。
FreeType:TrueType フォント用のライブラリで、大半の Linux ディストリビューションに同梱されている。
Ghostscript:Linux での印刷を実現するソフト。Linux に付属しているバージョンは GNU の Ghostscript で、Aladdin Ghostscript の最新版(古いものは GPL に準拠して公開されている)よりひとつ前のバージョンに相当する。
pfm2afm:Windows 向けの pfm フォントメトリックファイルを Linux 用の afm メトリクスに変換するユーティリティ。CTAN で入手できるオリジナル版に手を加えたもので、Linux でコンパイルできるよう Rod Smith の手で修正されている。
mminstance と t1utils:いずれも Type1 フォントを扱うためのパッケージ。mminstance では Adobe の マルチプルマスター技術で作成された Type1 フォントを扱う。t1utils のほうは複数のユーティリティをセットにしたもので、Type1 フォントを別形式の Type1 フォントに変換できる。
ttf2pt1:TrueType フォントを Type1 フォントに変換するソフト。Type1 フォントを必要とするアプリケーションがある場合に便利。
ttfps:.ttf 形式の TrueType フォントファイルを Type42 フォントのファイルに変換できる。
ttfutils:TrueType フォントを扱うユーティリティの詰め合わせパッケージ。ttf2pt1 を必要とする。必需品とはいかないまでも便利。
type1inst:Type1 フォントのインストールに欠かせないパッケージ。インストールの手間が大幅に省ける。
xfstt:Linux 向けの TrueType フォントサーバ。これはこれで便利だが、おそらく xfs のほうがベター。
xfsft:フォントサーバ。xfs に含まれている。
x-tt:ハングル文字と日本語フォントを扱うためのフォントサーバ。