3.7. Psion 5 との接続

Andrew Chadwick さんによると「(Psion シリーズ 5 を持っているなら) SIR の転送レートが正しく設定されていることを確認するうまいやり方は、S5 を Linux マシンの赤外線ポートの窓に向けて、ファイルを光で送ってみることです。 光送信のダイアログが画面に出ている間、S5 は IrDA 接続を行おうとします (他の赤外線をつかったマシンが見つからないというメッセージが出ているときでも)。 この間、cat > /dev/ttyS3 として通信内容を見ることができ、シリアルパラメータが両方のマシンで正しいならゴミに混じって "Symbian EPOC" (マシンの識別子) の単語が見られるはずです」

Fons Botman さんによると「誰か Psion 5 を持っている人で、添付のプログラムを試してみてもらえるひとはいませんか。 これは、linux で Psion 5 IR がファイルを送受するプロトコルをエミュレートするものです。 これを使えば単純なコマンドでファイルの交換ができるようになります。 転送レートは 115kB SIR を使って 9.7kB/sec で、なかなか悪くないといったところです。 これはβ版ですので、まず Psion をバックアップしておいてください。 一度ソフトウェアリセットを食いました (データは失われませんでしたけど) ;-)」 ソースは付録に載せています。