5.4. 他のオペレーティングシステムのインストール

いくつかの他のオペレーティングシステム(たとえば MS-DOS 6.0)は、それらの インストール手続きの中で、MBR を更新してしまうようです。それゆえ、そのような インストールの後、LILO が動作しなくなる可能性があるので、Linux はフロッピー ディスクから起動しなければなりません。/sbin/lilo を再実行する(LILO が MBR にインストールされていた場合)か、LILO のパーティションをアクティブにする (LILO が基本領域にインストールされていた場合)ことで、元の状態に復帰させる ことができます。

他のオペレーティングシステムをインストールした後に、LILO をインストールする 方が、一般的にはいいでしょう。たとえば OS/2 は、それをインストールしようと する時に既存の Linux システムに対して、障害を与えると言われています。(しかし フロッピーからの起動と /sbin/lilo の実行は、殆どの障害を克服してくれるに違い ありません)

通常は、新しいオペレーティングシステムは、それを起動するために、LILO の設定に 追加され(そして /sbin/lilo が再実行され)なければなりません。

いくつかの他のオペレーティングシステムにおける既知の問題については、その他の問題 セクションも参照してください。