Chapter 4. マップインストーラ

Table of Contents
4.1. コマンドラインオプション
4.1.1. 現在のインストール状態の表示
4.1.2. マップの作成、または更新
4.1.3. デフォルトコマンドラインの変更
4.1.4. カーネル名からの変換
4.1.5. アンインストール
4.1.6. バージョン番号の表示
4.1.7. 構成変数に対応するオプション
4.2. 設定
4.2.1. 文法
4.2.2. グローバルオプション
4.2.3. イメージ毎の一般オプション
4.2.4. カーネルのためのイメージ毎のオプション
4.3. ブートイメージの種類
4.3.1. ファイルからのカーネルイメージのブート
4.3.2. デバイスからのカーネルイメージのブート
4.3.3. 他のオペレーティングシステムのブート
4.4. ディスクジオメトリ
4.4.1. ジオメトリ情報の取得
4.4.2. ジオメトリの指定
4.5. パーティションの書き換え
4.5.1. パーティションのアクティブ化
4.5.2. パーティションタイプの変更ルール
4.5.3. パーティションタイプの変更
4.6. キーボード変換
4.6.1. キーボード変換テーブルのコンパイル
4.6.2. キーボード変換テーブルの利用

マップインストーラプログラム /sbin/lilo はブートセクターを 更新し、マップ ファイルを作成します。マップインストーラはエラーを検出すると即座に終了し、 ブートセクターやマップファイルをいじったりはしません。

マップインストーラは、ブートセクターを更新するたびに、元のブートセクターを /boot/boot.<number> にコピーします。 <number> は、16 進数のデバイス 番号です。 そのようなファイルが既に存在する場合は、バックアップコピーは取られません。 同様に、LILO がパーティションテーブルを更新する場合は、/boot/part.<number> というファイルが作成されます。(イメージ毎の一般オプションの項を参照 してください。)