このたび Webmastersでは, 株式会社オーム社 様の新刊書籍, 『UNIXという考え方』 のレビュー記事の執筆者を募集いたします.
第47回ブックレビューの募集は終了いたしました. ありがとうございました.
この書籍は 株式会社オーム社 様のご厚意により, レビュー記事の公開を前提としまして, ブックレビューコーナーにご献本いただけることになったものです.
レビューアとなった方には, 株式会社オーム社 様 からこの書籍が送られます. 読み終わりましたところで 1000〜2000 字程度のレビュー記事をまとめ, メールで送付していただきます. 記事の〆切は 2001 年 3 月下旬とする予定です.
『UNIXという考え方』は 5 冊を 献本していただけることになっております. レビューアは, Webmasters メンバーにて選考ならびに抽選の上, 決定させていただきます.
レビューアとなった方には, Webmasters より確認のメールをもってご案内させていただきます.
株式会社オーム社 様から書籍をお送りしていただく関係上, レビューアになられた方には, 必ず記事をいただけますようお願いいたします.
ブックレビューコーナーでは, 基本的に実名での 記事公開を前提とさせていただきます. 匿名での記事公開を希望される方は、申し訳ありませんが 申し込みをご遠慮ください.
上記にご理解をいただいた上でレビューを希望される方は, メールで申し込みをお願いします.
(題/Subject:) book review UNIX toiu kangaekata
以下にレビュー対象書籍の紹介文を添付します. 書籍の紹介は, 株式会社オーム社 様のページ でも見ることができます.
書名 UNIXという考え方
(原書名:The UNIX Philosophy)
著者等 Mike Gancarz 著 芳尾桂 監訳
発行日 2001年2月23日
体裁 A5判 1色 168ページ
定価 本体1600円
UNIX的なモノの考え方とは何か?
OSの背後にある哲学を、9つの定理と平易な言葉で説く
主な内容:
OSを使いこなすためには、その背後にある「哲学」を理解することが必要
です。 本書では技術的詳細には立ち入らず、その代わりに、今まで文章で
表されることが少なかったUNIXの考え方を、9つの「定理」にまとめて平易
な言葉で明らかにしています。
定理1:スモール・イズ・ビューティフル
定理2:一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
定理3:できるだけ早く試作を作成する
定理4:効率より移植性
定理5:数値データはASCIIフラットファイルに保存する
定理6:ソフトウェアの挺子を有効に活用する
定理7:シェルスクリプトを使うことで挺子の効果と移植性を高める
定理8:過度の対話的インタフェースを避ける
定理9:すべてのプログラムをフィルタにする
UNIXをUNIXらしく使いこなしたい、UNIXらしいプログラムを作りたい人の
ための一冊です。
本文より:
「UNIXの哲学」について解説している書籍がないものか、 最初にそう思っ
たのは1991年のことだ。
(中略)
現在のUNIX参考書のほとんどでは、どのようにしてUNIXを使うのか、また
UNIX上で使えるさまざまなツール群についてだけしか紹介していない。
本書では、それらの背後にある基本的な考え方を取り上げる。
――Mike Gancarz
対象となる読者:
UNIX系OSのユーザ、プログラマ。UNIXの世界観に興味のある人
章目次:
イントロダクション
第1章 UNIXの考え方:たくさんの登場人物たち
第2章 人類にとっての小さな一歩
第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作
第4章 移植性の優先順位
第5章 これこそ挺子の効果!
第6章 対話的プログラムの危険性
第7章 さらなる10の小定理
第8章 一つのことをうまくやろう
第9章 UNIXと他のオペレーティングシステムの考え方
原書について:
Butterworth-Heinemann(原著出版社)
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