このたび Webmastersでは, 株式会社オーム社 様の新刊書籍, 『Linkers & Loaders』 のレビュー記事の執筆者を募集いたします.
第56回ブックレビューの募集は終了いたしました. ありがとうございました.
この書籍は オーム社 様のご厚意により, レビュー記事の公開を前提としまして, ブックレビューコーナーにご献本いただけることになったものです.
レビューアとなった方には, オーム社 様 からこの書籍が送られます. 読み終わりましたところで 1000〜2000 字程度のレビュー記事をまとめ, メールで送付していただきます. 記事の〆切は 2001 年 11 月上旬とする予定です.
『Linkers & Loaders』は 5 冊を 献本していただけることになっております. レビューアは, Webmasters メンバーにて選考ならびに抽選の上, 決定させていただきます.
レビューアとなった方には, Webmasters より確認のメールをもってご案内させていただきます.
オーム社 様から書籍をお送りしていただく関係上, レビューアになられた方には, 必ず記事をいただけますようお願いいたします.
ブックレビューコーナーでは, 基本的に実名での 記事公開を前提とさせていただきます. 匿名での記事公開を希望される方は、申し訳ありませんが 申し込みをご遠慮ください.
上記にご理解をいただいた上でレビューを希望される方は, メールで申し込みをお願いします.
Subject: book review Linkers & Loaders
以下にレビュー対象書籍の紹介文を添付します. 書籍の紹介は, オーム社 様のページ でも見ることができます.
書名 Linkers & Loaders (原書名:Linkers and Loaders) 著者 John R. Levine 監訳者 榊原一矢(さかきはら かずや) 訳者 ポジティブエッジ 発行日 2001年9月25日 体裁 B5変形判 本文1色 256ページ 定価 本体3200円 ◆主な内容: - リンカとローダの仕組みを基礎から解説 - 「本書は、リンカとローダを実装する際のテクニックと問題点に関する実用的 なオーバビューであり、楽しく読ませてもらった。本書の例のほとんどが、今 日広く使われている3種類のコンピュータアーキテクチャに焦点を絞ったもの である一方で、風変わりで興味深い過去のコンピュータアーキテクチャについ ても多くのコメントが加えられている。これらの戦争の物語から私に分かるの は、著者はこれらの戦場を実際に体験し、生き延びた末にこうして語っている ということだ。」 -- Guy Steele リンカとローダの恩恵を日々受けているプログラマであっても、それらについ てはたしてどれだけ知っているだろうか。本書は、リンカとローダの仕組みを 解説することにそのすべてが費やされた、ユニークな解説書だ。 まず、さまざまなコンパイラやOSごとの違いを示しつつ、リンクとロードにつ いて総合的に解説する。その上で筆者は、高速で簡潔なコードを書くための実 践的なアドバイスを提供する。 本書はコンパイラとOSに関する講座の副読本としても理想的であり、リンカと ローダを理解するためには欠かせない手引きとなるだろう。 * Windows/UNIX/Linux/IBMメインフレームなどにおけるリンクについて詳解 * a.out/ELF/PE/COFFその他のオブジェクト形式を解説 * サイズを削減し性能を向上させるテクニックを紹介 * Windows DLLにまつわる落とし穴を避ける * UNIX ELFライブラリ形式を最大限に活用する方法を解説 * 各章末に実践的な演習および課題(Perlによるリンカ作成)が付属 ◆対象となる読者: プログラマ、学生・研究者、システム管理者など ◆章目次: 序章 第1章 リンクとロード 第2章 アーキテクチャに関する問題 第3章 オブジェクトファイル 第4章 記憶領域の割り当て 第5章 シンボルの管理 第6章 ライブラリ 第7章 再配置 第8章 ロードとオーバレイ 第9章 共有ライブラリ 第10章 動的なリンクとロード 第11章 高度なテクニック 参考文献