クライアントプログラムを動かすには?
(参加方法)

クライアントプログラムの動作するマシンは、常時接続のネットワークにつ ながっている必要はなく、ダイアルアップ接続のネットワークに接続していれば OKです。ここでは、Linux用のクライアントについて説明しますが、 他のOSのクライアントにも応用できるはずです。

クライアントプログラムのインストール
クライアントプログラムの設定
クライアントの実行
JLUGチームへの登録
クライアントプログラムの動きをコントロールする
クライアントプログラムの自動実行
packetの自動更新
クライアントプログラムの終了

• クライアントプログラムのインストール
  1. クライアントプログラムをダウンロードします。

     Linux用のクライアントは、 こちらにあります。

     それ以外のOSのクライアントは、 client selecter からダウンロードしてください。

  2. ダウンロードしたプログラムを展開します。

     (自分のホームディレクトリに、dnetcというディレクトリを作成し、そのディレクトリにクライアントプログラムを展開する場合)

     
     cd
     mkdir dnetc
     cd dnetc
     tar xzvf (クライアントプログラムのディレクトリ)/dnetc-linux-*****.tar.gz
     
     

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• クライアントプログラムの設定

  ./dnetc -configを実行して、 設定メニューに入ります。

  1. "1) General Client Options" を選択し、その中のメニューから
     "1) Your e-mail address ==>"を選択、 メールアドレスを入力します。
     • "rc5@linux.or.jp"を入力した場合 ==> 設定終了(JLUGチームに参加済み)
     • 自分のメールアドレスを入力した場合 ==> クライアントを実行後、 JLUGチームへの登録作業が必要

  2. "2) Buffer and Buffer Update Options" を選択し、その中のメニューから

     "9) Load-work precedence" を選択、"OGR=0,RC5-72"と入力し、RC5プロジェクトだけに参加する設定にします。
     

  3. "0) Save settings and exit"を選択して、設定メニューを抜けます。

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• クライアントの実行
  1. ネットワークに接続した状態(PPPの場合、接続を確立しておく)で "./dnetc -fetch"を実行し、解読する鍵の割り当てを受けます。
  2. ./dnetc と入力して クライアントを実行します。
  3. 解読済のPacketは、./dnetc -flush と入力して送り返します。

     ("-flush"など、クライアントの実行時のオプションについては、 クライアントプログラムの動きをコントロールする を参照して下さい。)

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• JLUGチームへの登録

  「JLUGチームへの登録」の前に、解読済の鍵をflushして下さい。 登録は、鍵をflushした次の日以降に行って下さい。

  1. 以下のフォームに、クライアントに設定したメールアドレスを入力し、Searchを押します。

     メールアドレスが登録されていたら、Participant Summaryのページが表示されます。

  2. Participant Summaryページの下部にある

     " Please email me my password."
     

     をクリックし、distributed.netのユーザIDとパスワードを入手します。

  3. ユーザIDとパスワードを入手後、 JLUGチームのページへ移動して下さい。そして、ページの下部へ移動し

     "I want to join this team! "
     

     をクリックします。

  4. IDとパスワードを要求されますので、入手したユーザIDとパスワード を入力します。
  5. 表示された登録内容を確認し、ページ下部の

     "Cool! It's about damn time"
     

     をクリックします。これで、あなたのE-mailアドレスがJLUGチームに登録されました。

  6. JLUGチームへの登録は、次の日に、 Japan Linux Users Group Members Overallで確認して下さい。

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• クライアントの動きをコントロールする

  ここでは、クライアントが持つオプションを利用し、ネットワーク環境に合わせ たクライアントの実行方法について説明します。 以下に主なオプションを挙げます。

  オプション	機能
  -runoffline	自動的にネットワークに接続しない
  -runbuffers	"buff-in.rc5"にpacketがなくなったら、クライアントプログラムを停止する
  -flush	"buff-out.rc5"に蓄えられた、解読済みの鍵を、サーバーに送り返す
  -fetch	解読する鍵を、サーバーから取得する
  -update	"-flush"と"-fetch"の両方の操作を行う
  -benchmark	鍵の解読スピードのベンチマーク

   
  
  1. 常時接続のネットワークに接続されたマシンで動作するクライアントの場合

     " dnetc &"と実行するだけです。オプションは必要ありません。
     

  2. PPP接続など、常時接続でないネットワークに接続されたマシンで動作するクライアントの場合

     ネットワークに接続していないときは、"dnetc -runoffline &"とします。そして、ネットワークに接続したときに "dnetc -update"と実行します。

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• クライアントプログラムの自動実行

  マシンの起動時にクライアントプログラムを自動的に動かす設定です。
  su - あなたのユーザ名 -c `/インストールしたディレクトリ/dnetc' >& /dev/null & という行を /etc/rc.d/rc.local に加えてください。 例えば、/home/USER/dnetc/dnetc を自動的に実行するには、

  (/bin/su - USER -c /home/USER/dnetc/dnetc > /dev/null)&

  という記述を追加します。

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• packetの自動更新

  PPP接続が確立した際に、自動的に鍵の更新を行うようにする設定です。

  dnetc -config を実行して、

  2) Buffer and Buffer Update Options
  6) Keyserver<->client connectivity options
  7) Dialup-link detection

  で， Dial-up detection ONLY mode を選択すると，ネットワークに継っているときに，勝手に update してくれます。

  ネットワークに継っているかどうかを監視するネットワークインターフェース名を

  8) Interfaces to watch

  で設定できます。

  指定するインターフェースは、 ppp 接続ソフトに応じてそれぞれ、

  • pppの場合
    ppp*
  • ethertap 経由 ppxp の場合
    tap*
  • userlink 経由 ppxp の場合
    ul*

  となります。
  このように設定すると、 ppp 接続が確立し、インターフェースが現れた時点で、クライアントソフトが鍵サーバーへアクセスを行い、自動的に鍵の割り当てと解いた鍵の送り出しをしてくれます。

  Linkname: [linux-users:76173] Re: RC5 Cracking(JLUGチーム大ピンチ)
  URL: http://his.luky.org/ML/linux-users.7/msg06166.html
  より引用致しました。

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• クライアントプログラムの終了
   
  "dnetc -shutdown"と実行とします。

  なお、細かい設定等は クライアントの設定や FAQなどを見てください。