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11. sh-utils

必要な最後のパッケージは、GNU の sh-util である。今の段階では、この パッケージのなかで必要なのは、stty だけである。このプログラムは、/etc/init.d/rc のなかで呼び出されるプログラムであり、ランレベルを変更した り、起動時のランレベルに入ったりするのに利用される。わたしは、以前 stty だけが入ったパッケージを実際に持っていて使っていたのだが、どこから それを取ってきたか忘れてしまった。しかし、システムをより使いやすくしようとす ると必要になるプログラムが他にも入っていることから、GNU のパッケージを使うほ うがより良いと思う。

これで出来上がりだ。ブートしてログインのためにプロンプトを表示するシステム になった。"root" とタイプすれば、シェルが起動する。ただ、たいしたこ とは出来ない。手作りのシステムを鑑賞するための ls コマンドすらここに はない。タブキーを二度押すと、使えるコマンドが表示される。わたしの知る限りこの 状態で最も満足のゆく機能がこれだった。 (訳注: 例えば、'echo *' でファイル名が表示されます。)

(訳注:インストール方法がないので、 日本語訳についてに付記しました。)


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