Dag Brattli さんによると「IrLAP レイヤは複数のデバイスを扱えるように拡張されています。従って、内部 IR ポートで IrLAN を使いながら、同時に IrDA ドングルで Pilot と通信することもできます。 (中略) それではどうやって Linux/IrDA 接続を2つ設定するのかと言うことですが、実は単に持っている各 IrDA ポートに対して irattach で起動してやるだけです。
irattach /dev/ttyS0 # (my ESI dongle) irattach /dev/ttyS2 # (my builtin IrDA port) |
FIR デバイスでも次のようにしてやれば動きます。
irattach irda0 -s irattach irda1 -s |
この2つのデバイスは、同じマシンで動作していても互いに相手のことをみることはありません。 この2つのデバイスは、全く同時にディスカバリを開始するからです。 しかしながら、この2つのデバイスは別々のラップトップに対して使う必要があります。 この条件下で、ドングル、内蔵 IrDA ポートと IrDA PCMCIA カードが同時に何の問題もなく使えています。
2つのデバイスが干渉する状況では、接続を確立することが困難になることがあります。 これは、メディアがビジー (受信中) の場合にはデバイスは送信ができないためです。 私は場合によっては、2つのデバイスの間に本をたてることで回避しています」