JF: JF Workshop Guidance: バージョン管理システム CVS

Mon Jan 25 22:58:28 JST 2010
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バージョン管理システム CVS

JF Project では 1999 年 4 月から JF 文書および Web コンテンツを含めたすべての資源を バージョン管理システム CVS で維持することになりました。 現時点では主に Web コンテンツの自動更新作業と、 JF 文書の執筆・翻訳にかかわる共同作業の補助手段と利用しています。

CVS の導入は以下のようなメリットをもたらします:

  1. 翻訳・執筆など、文書自体の作成作業を複数の人間が共同して行う場合に、 バージョン管理や作業分担などが容易になるというメリットがあります。
  2. CVS を使ってコンテンツソースを管理することで、 複数のメンバーが作業を同時に並行してできるようになります。 各メンバーは自分の "作業コピー" を CVS サーバから入手し、 それを編集し、また CVS サーバの管理するリポジトリに反映させることができます。 これによって、これまで小野さん個人に委ねられていた JF の資源管理を、 複数のメンバーによって分担することができます。
  3. 資源管理をする特定のホスト上に編集作業のための ログインユーザアカウントを設置する必要がないので、 セキュリティの面からも好ましいといえます。

一方 CVS に依存することは、CVS の利用方法を知らないメンバーの作業への 参加を阻害してしまうというデメリットも考えられます。また、CVS は作業者間 の意思疏通を図るための手段とはなりえません。 これらのデメリットは、 JF-MLJF-gofer-ML でのコミュニケーションを密に行い、意見交換をきちんとすることである程度解 消できるものと思われます。CVS と ML をうまく使いわけて、それぞれのメリッ トを生かせる形で資源管理を進めていきたいと思います。

JF Project の CVS リポジトリは、あくまで JF の資源管理と執筆作業補助のために 用意されているもので、一般には非公開となっています。 リポジトリへのアクセスには、CVS 作業用アカウントを個別に発行しています。 アカウントの発行を希望されるメンバーの方は、JF-ML で宣言してください。 また、作業の円滑化を図るために JF-gofer-ML にも参加してください。

JF Project のリポジトリ管理に関する詳細は、リポジトリの admin/Greenroom ディレクトリに置かれている JF-committersJF-CVS-README を参照してください。前者は CVS 操作方法に関わる基礎知識を、 後者は JF リポジトリに固有の情報を解説するもので、 committer にとっては必読の文書です。 (これらのファイルは Web コンテンツとしては一般に公開しておりません)

CVShome.org: Open Source Version Control Software
CVS 配布元による情報 & ドキュメントです。
バージョン管理システム CVS を使う
"CVS-1.11 texinfo の日本語訳","入門 CVS" など、 CVS に関する日本語の情報源としてもっとも充実しています。
CVS 1.8.1 の解説 OHP
CVS の使い方解説セミナーで 実際に使われた OHP が公開されています。 CVS の基本概念を理解する上で貴重な情報源となっています。
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