ソシム 様のご厚意により,
書籍 "らぶらぶ Linux
「コマンドバージン」のためのシステム管理入門" を
ブックレビューコーナー にご献本いただきました.
この本のレビューをして頂くべく,
Linux Users ML
や本サイトにおいて公募を行い,
これにご希望頂いた方々より感想などをレビュー記事にまとめていただきました.
ここに, レビューアの方々から寄せられたレビュー記事を公開します. (原稿到着順)
ソシム 様および レビューアの皆様のご厚意に感謝いたします.
なお, 以下のレビューは初版を対象としています.
ls というコマンドさえ知らない私は本をいくつか買い込み,
約三年半前に最初の一歩を踏み出しました.
各種サーバプログラムは安定して稼動しているのでインストール時に
苦労すればその後はその存在を忘れるほどです.
いいわけになりますが約三年半前から使っているとはいえ,
Linux と各種サーバプログラムはその抜群の安定性により,
設定してしまうとおかしな挙動が感じられないので
掃除やハードウェアの増設などを除き三年半もの間電源をいれたまま
放置されて今なお稼働中です.
ある程度はバージョンをあげたりしましたが,
およそ管理されているとは言いがたい当家のホーム LAN server です.
Windows で育った私には管理者という考え方がなく,
劇的に便利になった反面, 正しく動かしているのか
疑念がありましたがその前に管理が必要です.
最近, Windows だけでなく Linux も使ってみようというユーザが
増えていますので, 私のように Windows で育ったユーザが
読んで役に立つものかどうかレビューすることは
多くの方の参考になるものと思います.
いわゆる内容についての記述は他の方が記述されると思いますのでお任せして,
一人の Windows ユーザが読んで感じたことを書きます.
この本は Red Hat 系, Slackware 系, Debian 系に対応しております. 私がメジャーだと思うディストリビューションをほぼカバーしていますので, たいていの Linux 利用者は利用できると思います.
構成についてですが,
と私にはバランス良い内容になっています. 本文は Column や Tips を挟みながら興味深く読める内容になっています. 巻末には通常の索引以外に, 逆引き索引と題された目的別の索引がありますので, やりたいことがどこにあるか探しやすくなっています.
しばらく使っていればなんとなくわかるようなことでも, 初めての人には有用なことがたくさん記述されています. そして気に入ったのは起動と終了が近くに記述してあることです. はじめ方を書いたら, すぐに終わり方も書いてあるべきだと思うのですが, そういう本は少なくてこの本の気配りが感じられます.
全体的には, Windows で育った私にも 比較的わかりやすく感じました. コマンドラインならではのおいしい例が もっとあるとうれしいのですが, 必要十分でした. 手を動かしながらやってみるといろんな発見ができて楽しく感じました. 恥ずかしながらヒストリを見ることができるのを今回初めて知りました. が, もっと恥ずかしいのはヒストリの内容が, cd と ls と less ばかりでまれに vi で, その他のコマンドがほとんどなかったことでした.
また, 現在の状態の調べ方や設定の調べ方がでています. これはトラブルが起こっているのか正しく動作しているのかを 知る第一歩として非常に有効です. お仕着せの Windows に対し, すべて仕立て直しができる Linux の良い面を知ることができます. ともすればわかりにくくなりそうな解説を割り切って 簡潔にまとめています.
システムの拡張とアップグレードの方法はパッケージの入手の 仕方やインストールの仕方が例とともにあり, 理解しやすく記述されています.
全体にこの本は手を動かしながら, 読みすすめられると身につきやすいと思います. Windows をメインに使っている私でも操作例とその結果の例が 出ていることで安心感があります. ですから, コマンドバージンのためにはかなり有用だと思います. 今回を機に私にとっての一番の参考書は, 「らぶらぶ Linux」になりそうです.
さーて, 管理の手をいれなくちゃ・・・
今回のチャンスをいただけたソシム株式会社様, 手間を惜しむことなく作業してくださっている Webmasters に大変感謝していることを 記述してレビューの終わりといたします.
一般初心者向き. いままでに MS-DOS などをある程度使ってきた方には スムーズに理解できる内容だと思う. 対象となる Linux のディストリビューションは主に Vine ではあるが, 他のディストリビューション (RedHat 系, TurboLinux3.X, Debian2.0, Slackware3.X) についても解説されている.
システム管理はユーザー管理やセキュリティ管理などの難しいものばかりではない. この本の内容のように, 日常のファイルの操作やソフトの追加や削除, 使いやすくするための環境の整備もシステム管理である. 本書は Linux のインストール後の基本コマンドの活用書であり, インストールに付いては触れていないし, CD-ROM も付属していない (本の内容からして必要無い). 基本コマンドについては基礎から応用まで, 本書の 3/4 ほどを占めている. それ以外でパッケージのインストールに関しては入手の方法からインストール, パッチの当て方まで 40 ページ近く割いて解説してある. カーネルのアップグレード方法も同じく 40 ページ近く割いて解説してある. X Window System に関しては起動時の初期設定など概要程度である. ウィンドウマネージャの設定方法までは解説されていない. 内容は 13 ページ.
各項目が細かく分類され, そのポイントにおいて重要なことだけを解説するように書かれている. その際, 他の用語や関連する項目がある場合はその参照ページを示したり, またより詳しい情報は URL を示している. 解説が雑多にならず解り易くなっている. 図や表, 実行例も多くわかりやすい説明である.
2 ページに 1 つの割合でコラムや Tips の項目があり, これが素朴な疑問をさりげなく説明していて役に立つ. 例えば, カレントディレクトリが PATH に通っていない理由についてなど.
単なるコマンドの解説に終始せず他のコマンドと組み合わせた応用方法や 便利に使うための設定方法も解説されている. たとえば, ls のカラー表示の解説の後に, 常にそうしておきたいときは "エイリアスを設定しておくとよいでしょう. (エイリアス XX ページ参照)" といった解説がされている.
「ディレクトリの引越」というタイトルで, ハードディスクの容量が足りなくなったときやハードディスクを増設して /usr, /usr/local, /home などのディレクトリを 別のハードディスクに移動する方法なども詳細に解説されている. 逆引きの索引と目次をざっと見れば 役に立つものや興味がある内容がいくつか発見できるはずである.
逆引き付きというのがうたい文句であるが, その割には索引がちょっと少なめなのが残念である. コラムや Tips が非常に有益なので, コラムや Tips の一覧も索引にいれると良かったのではないだろうか (コラムは最初の目次に入っているが目次から検索する人は少ないだろう).
具体的には, 「日本語マニュアルが欲しい」というコラムがあるのだが, 逆引き索引には「ま行」として "マニュアルで日本語を表示する" とあるが, 「に行」に "日本語マニュアルが欲しい" といった項目が無い. この場合は "日本語" というキーワードからも このコラムが引けるような索引があると良いと思うのだが. こう言うと重箱の隅をつつくようだが, コラムのタイトルをそのまま逆引きの索引に追加すれば, 検索の為のキーワードが増えると思うし, 索引を作る方にもたいした苦労ではないと思う.
個人的な意見で, どうでも良いことかもしれないが, この本の紙がちょっと厚めなのはあまり好きではない. めくりにくい, 重くなる, 分厚くなるとあまり良い所は無いと思う. 今後, その辺も一考していただければと思う.
ハードウェアの環境 (サウンドカードやネットワークカード, キーボードなど) が変わるたびに, 設定内容が不安で再インストールし直したことは無いだろうか? DOS で言うところの config.sys やバッチファイルのような 起動時などの初期設定ファイルなどが良く解らず インストールしたままの環境で使っていないだろうか? こんな初心者は大勢いることだろう.
メーリングリストなど検索してみると確かにそれらを解決するヒントにヒットする. しかし, 解決策は最小限の情報が多く, 「ある設定ファイルに XXX の 1 行を追加すれば良いよ」というのが多い. 初心者はその情報だけでとりあえず目的を達成させる. しかし詳細までは調べない. 結局, 理屈がわかっていないから身につかないのが初心者である. この本のように, 実践的な基本コマンドの使い方や設定ファイルの場所, コマンドの探し方などを解説した本は意外と少ない.
この本は Q&A 的な使い方も出来るし, 一通り読んで知識を深める使い方も出来る. インストールばかりしている人や, アプリケーションをインストールだけして使っていない人, 私はそういう人をインストールオタクと言っているが (私もその一人だった!?), この本を読むことによりインストールオタクから開放されることだろう. ステップアップ間違い無し. お勧めの一冊である.
私は大学の材料系研究室に勤務しており, Linux には毎日大変お世話になっています. 研究室のネットワークサーバとして, また原稿執筆, 計算, データ整理をはじめとする日常作業のための環境として, Linux はなくてはならない存在です. ただ計算機系の学科とは異なり, 配属されてくる学生さんたちの Unix に関する初期スキルはほぼ 0 であるため, 彼らには泣く泣く (?) 教育コストの低い Windows 系の OS を使ってもらっています.
そんな中でも, 私が使っているのを横目で眺めたり, 色々な雑誌に名前が出てくるのを読んだりして, Linux に興味を持ちはじめる学生もたまに出てきます. 「自宅でも使いたいんですけど, どうやってセットアップとかすればいいでしょう?」 という嬉しい質問を受けることも最近多くなりました.
そんな場合に「これがいいよ」と勧められる本が, 実はなかなかありませんでした. ユーザとしてのスキルを獲得するまでのものなら, 古くは「たのしい Unix」, 最近なら「ホップ! ステップ! Linux!」など, 比較的良書が揃っています. ところが「自宅で使う」となると, 管理者としてのスキルも必要になります. このあたりツボを押さえ, かつ欲を言えばディストリビューションに依存せずにまとめてある本が, なかなかなかったのでした.
結論から言いますと, この「らぶらぶ Linux」はこのような目的に充分叶う本だと思います. 内容は追って紹介しますが, 限られた紙数の中で管理者に必要となるポイントを うまく押さえてあるという印象を持ちました.
まず手に取ってみますとずっしり重いです. 机の上に置いて読むという形態でないと, 長時間の読書には辛そうです :-)
読み進んでいくと, 良い頃合いに "Tips" が挟まっていたり, 本の別の部分で紹介されている概念に関してはリンクが張ってあるなど, 飽きの来ない構成になっています. 索引も充実しており, リファレンスとしても活用できるでしょう. いわゆる「誤変換」の類も目立たず, しっかり作りこんである本だな, との印象を受けます.
本書は 5 つのパートから構成されています. 以下に順を追ってみていきます.
必要最小限のことだけが書いてあります. この本を手に取るような人は だいたい知っていることばかりでしょうから, この程度でも問題ないのでしょう.
「通読できる man ページ」と言えましょうか. ユーザコマンド (man ページで言うと section 1 のもの) のうち, 利用頻度の高いものが紹介されています. 初心者は「どんなことができるか」のサーベイに, 熟練者は知らなかったオプションなどの「意外な発見」に, 楽しんで読むことができると思います.
Part3 は全ての管理者が知っておくべきこと, Part4 はシステム管理の局面別の解説となっています. 後者にはユーザ管理, ディスクの mount/umount, モジュール, ネットワーク設定などが含まれています. 「やり方はこうだよ, 原理はこれを見てね」というかたちで JF の文書が紹介されていることが多いです. 限られた紙面の中で項目を網羅するには良い手法ですね.
プログラムパッケージの入手とインストール, カーネルの再構築, X Window System の概要, が書かれています. 前者二つは「読みながら手取り足取り」という記述ではないものの, 通読すれば必要充分な情報が得られると思います. X に関してはちょっと中途半端かな, という印象を持ちました. この程度の紙幅では, X を使えるようにする解説は無理でしょう. 副題である『「コマンドバージン」のためのシステム管理入門』 からすると, いっそ省略しても良かったのではないかな, とも思いました.
カタい人は眉をひそめそうなタイトルですが :-), 非常に良い, お薦めできる本です. 最近の Linux ディストリビューションは, この種の「システム管理」をユーザからは GUI などで隠蔽する方向で開発されているように思います. コンピュータをツールとして使うためには, これは健全な方向なのでしょうが, コンピュータそのものを扱う面白さを感じるためには, やはりコマンドラインから Linux にガシガシ命令を下せるようになりたいものです. 本書はそのような人のコンパニオンとして, 大いに役立ってくれることでしょう.
僕は基本的に, GUI をあまり使わない派の人間で, 本書のサブタイトルにあるような「コマンドバージン」ではないと思います. しかし, 一般ユーザとして UNIX を使っていたことが長かったせいか, 普通のアプリは使えても, システムに関する知識はほとんどありませんでした. これまでに, 何度も本を買って勉強しようと思いましたが 書店で見かける本は「どうも簡単すぎるし, 買うほどの内容は無い」 と躊躇してきたのです. そんな時, この話がありました.
本書の構成は 5 つのパートに分かれていますが, 敢えて僕的に分けるのならば次のようになっていると思います.
本書の特徴としては次のことが挙げられると思います.
*1 本書には「Debian 系」を単に「Debian」と表示してありました. 私見では「Debian」から派生したディストリビューションが幾つかあると思われる (例えば「でびまる」「Dice」「Strom Linux」 etc...) ので ここではそう書かせて頂きました. 間違いでしたらよろしく御指摘下さい.
本書をはじめに手に取った時, 名前が「らぶらぶ」だったので大した内容は無いのかなと本当に思いました (西村さんごめんなさい...). しかし中を見ると, その内容は意外にしっかりとしていて「絵」がほとんど無い... しかも文字が多い! そして, 索引もしっかりとある. 本文はというと, 非常に分かりよい日本語で懇切丁寧 (すぎるくらい) に解説があります. これまで立ち読みしたことのあったいわゆる「初心者用」の本とは違い 丁度良い程度の本だと思いました. 裏を返すと初中級者を対象にした手頃な本ではないかと思います.
内容的には, 「システム管理入門」と言うよりは 「コマンドライン入門」と言った感じです (と言うか, それが一番印象的でした). 本気で「システム自体」に興味があると言う人には少々物足りないかも... 逆に Linux を使いはじめたばかりで MS-Windows しか知らないと言う人には 丁度良い難易度であると思いました.
この本自体は既に述べた通りマニュアル的にも整理されています. しかも特別なアプリではなくいわゆる 「基本コマンド」を取り上げていることから 今後別の本を買ったとしても邪魔にならないでしょう.
ただ, 「part 3」以降はその内容が盛り沢山になりすぎて 「大味」になっている気がしました. 特に「part 5」はいわゆる「こうすればこうなる」系の本みたいで 蛇足とすら思いました. つまり本書のタイトルが「システム管理入門」ですから 「維持管理」だけに焦点をしぼって欲しかったです. その分「part 3,4」の内容を濃くして頂きたかった.
ですから西村さんには是非「part 1,2」の勢いで続編を執筆して頂きたいです. 普段我々が気にしないようなシステム管理のためのコマンドや 基本理念などを教えて下さい.
何だかんだ述べましたが, 僕的には結構気に入りました. 初中級者にとって良い本だと思いました. 最後に僕と同じような初心者以上中級者未満の方全員に本書を推薦致します. また, 著者の西村さんには是非システムの全体像を捉えた続編の御執筆を期待します.
Linux を知ったのは, 3 年ほど前だ. フリーの OS があるということを, パソコン通信のコミュニティで知った. それから, Linux という文字を店頭の雑誌コーナーで見かけ, 買って読んだ ・・・が, 何が書かれているのかチンプンカンプン. ただ, なんとなくイメージはつかめた. そうか, サーバとして使えるのだな. UNIX という OS の流れを組んでいるのだな. 古いマシンでも十分に使い物になるのだな. Internet Server としての利用率がひじょうに高いのだな. ふむふむ.
魅力的なフリーソフトの集大成として, 私の頭に Linux はインプットされた. しかし, まだ何に使うかというゴールが見えてこない. 個人だけで使うには, サーバの必要はないし, 当時の Linux クライアントソフトは, 難しそうで使う気にはならなかった.
そんなとき, 会社にインターネットの専用線を引くというプロジェクトが立ち上がり, それに伴って私の頭にまっさきに浮かんだのが Linux サーバであった. ただ, ネットワークシステムの構築なんぞ, 私にできるわけがない. 日頃から付き合いのあったプロバイダに Linux サーバの構築をまるごとお願いしたのである. 構築以降のメンテナンスは「私がやりますから」と言いながら.
私は, DOS の知識があったから, キャラクターユーザインターフェイス (CUI) の Linux もなんとかなるだろうと考えたのだ. しかし, いま振り返ると無謀な話である. 個人ベースならまだしも企業ベースのシステム管理者がまったくの素人なのだ. でも, この頃になると, 単行本もぼちぼち出版されるようになり, またプロバイダの SE に教えを乞いながら, 行き当たりばったりの管理は, できるようにはなった.
だが, システム管理者が, こんないい加減では, いけない. と知りつつも, 日々の業務に時間をとられ, Linux 管理の勉強を怠ってしまう私であった.
そんな私の目の前に, 救世主のように現れたのが本書である. (前振りが長くてすみません)
他の方が内容については, 詳しく解説されているので, ここでは省略する. システム管理者を目指す, あるいは目指さなければならないという立場に, 否応なく置かれた人間 (私のことだ) にとって, この本がどのような役割を果たすか, という視点で述べよう.
まず, タイトルがくだけているにも関わらず, 内容はけっこう硬派であった.
私は, まじめに最初のページから読み進めた. Part1 は, ある程度の知識と経験を前提としており, まったくの初心者には, わけがわからないだろう. 初級者から中級者を対象とした本であることを, 冒頭で宣言しているようなものだ. Part2 からシェルとコマンドに触れてくる. この章は, 私が今まで断片的に覚えていたことの整理に役立った. そして, いよいよ Part3 でシステム管理の基本である. ここでは, きめ細かなチップスもわかりやすく書かれており, 私がいつかはやろうと思っていた設定ファイルの変更についての内容が, 目からウロコであった.
しかし, 私の根性はここまでであった.
Part4 に入ると飛ばし読みをして, Part5 は, システムの拡張とアップグレードという ひじょうに有益な情報であることを確認するにとどまった. これは, 私がいま, すぐにアップグレードをするつもりがないことに起因している. アップグレードの必要が生じた場合は, この本を傍らに置いて, 作業を進めることができるんだな, と大きな安心感を手に入れた.
全体の感想としては, 私のような Linux 管理者予備軍にとってのバイブルであると言えよう. システム管理者がやるべき作業を総括的に網羅しており, 今までにない良書である. ただ, 最初から読み進むのではなく, いつも手元に置いて, システム管理のいざというときのマニュアル本として読むのが 最良の利用法であろうと感じた.
最後に, 要望をいくつか言わせてもらうとすると,
このような本を企画された出版社の慧眼に感服いたしました. また, ブックレビュー用に本を提供してくれたことに感謝いたします. どうも, ありがとうございました.