Linux ってなんだろう, Linux を始めたいけどどうしよう, インストールだけはしたけれど, ここからどうしたらいいんだろう. ここでは, そんな Linux 初心者のみなさんに, 是非参考にしてもらいたいページを紹介しています.
このサイトには, Linux を活用する上で役に立つ情報がたくさん用意されています. 是非有効活用して下さい.
Linux に興味があるけれど, Linux を始めるために何をしていいのか分からない.
そんな時はまず, 好みのディストリビューションを選びましょう.
また, Linux には残念ながら対応していないハードウェアもあるので,
ハードウェア情報も参考にして下さい.
Linux をインストールしただけで満足していませんか? Linux の楽しさはここからです. 趣味も仕事も Linux で, そんな快適環境を構築してみませんか.
トラブルが発生したり分からないことがあったら, Linux Users メーリングリスト のようなメーリングリストや, ネットニュースで質問をしてみるのもいいでしょう. 初めて質問をされる方は, ぜひ質問の仕方 を参考にして下さい. でも自分で解決をする努力も惜しまないで下さい. それがなによりの上達法だからです.
Linux のコミュニティ (ネットニュースやメーリングリスト, あるいは 各地のユーザーグループによる勉強会など) では, しばしば初心者が 「タコ」や「大タコ」を自称したりすることがあります. あるいは Linux 関係の文章で時々「タコ = 初心者, あるいは未熟者」 という意味で書かれたものを見ることがあるかもしれません. これは別に初心者をからかったり蔑んだりしているわけではなく, むしろこれから Linux の世界を発展させていく原動力となるべき 新しい力として, 一種の期待を込めた呼びかけとして使われてきたものです. Linux のユーザコミュニティにおける「タコ」の意味については, 表記について にも参考になる情報がありますので, あわせて御覧になることを お薦めします.
最近のディストリビューションの多くは, 個人で日本語用の設定を しなくても, 意識しないで使えるようになりつつあります. しかし最低限必要な設定や知識があります. 以下に簡単に紹介します.
環境変数とは, プログラムの実行環境を設定する情報のことです.
多言語に対応した環境では, 「ロケール」と呼ばれる情報セットに,
文化や言語に特有の情報が集められています.
LANG
ではこのうちのどれを用いるかを指定します.
(より詳しい指定をする LC_...
という環境変数もありますが,
ここでは省略します)
Linux で日本語を扱うには, ほとんどの場合は
ja_JP.eucJP
と設定すれば良いはずです.
この設定は,
ja
: 日本語という言語
JP
: 日本という国、地域
eucJP
: 使用する文字コードとして EUC を使う
を指定するという意味を持っています.
続いて環境変数JLESSCHARSET
です.
これはファイル表示コマンドである less
で
日本語を表示するときに必要になります.
このコマンドを使わない場合は必要ありません。
通常は japanese
とすれば OK です.
これは
「すべての日本語文字コードを受付け, 出力を jis コードで行う」
指定です. 万一出力文字が化ける場合には,
japanese-euc
を試してみてください.
一方 less のように環境変数を設定せずとも日本語を 表示可能なファイル表示コマンドに lv があります. こちらを代りに使うのも手でしょう.
さて, これらの環境変数の設定方法ですが, 使っているシェルによって設定方法が違ってきます. sh 系では次のようにします。
export LANG=ja_JP.eucJP export JLESSCHARSET=japanese
また csh 系では次のようにします.
setenv LANG ja_JP.eucJP setenv JLESSCHARSET japanese
何のことだか分からないときは両方打ち込んでみましょう. さあ、これで日本語を扱う準備は整いました.